☆Krush71 後半戦 | DOCROMANCE - EKPUAのブログ

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 格闘技とエクプアの活動……

◎“DYNAMITE”高橋佑太 対 レオナ・ペタス
レオナ選手は意外にも丁寧にパンチからロー、終了間際に右ストレートでダウンを奪う。かなり効いた様子。2、3Rは高橋選手が前に出続けるが、気合いを見せるだけで攻撃は全く当てられないのが悲しい。前から思っていたが、高橋は膝のテーピングとムエタイ的な風貌なのにミドルが全く出ないのは何故なんや……

◎藤村大輔 対 山崎陽一
山崎選手はやや手数で下回るが、パンチはしっかり見えている感じ。ボクシングを沢山トレーニングしてきたか? 藤村選手はとにかくでかい。外人並みの懐深さだ。だがリーチを活かした攻撃が出ないのは残念。
2Rに山崎が左の小さなフックでダウンを奪い判定勝ち。山崎は倒したかったなー
と思いきや、なんと試合は延長! 3Rは藤村がダウン寸前まで追い込んだものの、これには驚いた。
延長は一気に元気が出た藤村が攻勢に。目尻から大量出血した山崎は有効打のないまま敗れた。大番狂わせだ。

◎眞暢 対 小宮由紀博
眞暢選手は左ジャブ、小宮選手は左ミドルがいい。2Rに入ると小宮はローを効かせ始める。眞暢は表情を変えないが、かなりつらそうで何度もバランスを崩す。3Rは小宮もパンチの打ち合いに移行。ローを蹴り続けたほうが安全と思われたが、これが効を奏したか? 判定で小宮が勝利。次戦も楽しみだ。

◎伊藤健人 対 大岩龍矢
セミファイナルながら、事前のニコクラで宮田プロデューサーに、「(伊藤は)別に実力でセミ抜擢となったわけではなく、この位置にいるのは単に大岩の相手だから」と言われていた伊藤選手。だが距離をキープする左ジャブとミドルがいい。2Rに入ると大岩選手が圧力を強めて前に出る。もたれかかっての相撲風ファイトを封印し、強烈なフックから意表を突くまっすぐの右でダウンを奪い取る。3Rは伊藤も巻き返しを狙ったのだが、けっきょくダウンを奪える技がないので、そりゃ勝てないよな~

◎隆聖 対 武居由樹
今年最後のKrushだが、どう考えても武居の圧勝やろというのが大方の予想。しかし1R飛び膝で隆聖がまさかのダウン奪取。武居は後半巻き返す。2Rも武居がダメージを与え、隆聖はもっぱら耐える。武居はリードされながら冷静そのもの。3Rにハイでダウンを奪い、そのまま逆転KO勝ち。1Rにダウンしたことで、余計にその強さが浮き彫りになった。技の切れが段違い。しかしそれにしても、Krushタイトルマッチのベルト授与で流れるイングヴェイの「新世紀」はいつ聴いても笑える。 †