ニコクラを観ながら、音声が途切れる暇を利用して感想。
第1試合の原田ヨシキ対眞暢は、眞暢選手が初の判定勝利。
第2試合の加藤港対平塚大士は平塚選手がローで加藤選手の足を真っ赤にして判定勝ち。平塚選手はK-1甲子園のとき以来だわ試合見るの。強い蹴りを打つようになったなあ。ガードがおろそかでHIROYAに秒殺されて泣き崩れるイメージだったが、KO勝ちでインパクトを残した加藤選手を下したのは大きい。
第3試合は東本央貴対中澤純。NOMAN選手に負けた怖い顔というイメージだった中澤選手だが、ニコクラ出演で気さくなナマズ釣りキャラだという意外な事実が判明。地元群馬の星でもある。
試合は常に中澤選手がリードするも、2Rに目の上をカットし窮地に陥る。下がりながら傷口を狙う東本選手に苦しむが、3Rにナマズパンチが炸裂。この日初のノックアウトで会場を盛り上げた。
第4試合は大岩龍矢対大滝裕太。裏メインの呼び声高いこのカード。しかし……
打つ手がなくなり前に出て組みつくだけの大岩選手。それに攻撃を返せない大滝選手。腕相撲に自信ありの両者は、リング上では相撲に終始してしまうというまさかの展開。こんな試合でいいのかな……
第5試合は貴章対結城将人。長身を利して間合いを取る貴章選手だったが、3Rに結城選手がダウンを取って判定勝ちした。結城選手の特攻キャラはいいですね。
第6試合はkazyosi対匠。意外にもスピードやテクニックでもkazyosi選手が匠選手に引けをとらない。蹴りのダメージが蓄積しつつあった匠選手だが、3R後半に打ち合いに持ち込み、試合ドンフライ高山状態に。左のカウンターなどでポイントを奪った匠選手が延長に持ち込み、そのまま判定勝ちした。激しい試合だった。
第7試合は隆聖対戸邊隆馬。体が一回り違う両者。隆聖選手は前に出るが、次第に戸邊選手が右ローを効かせ、警戒されるや左ローに切り替えてこれも効かせる。そして得意の左ハイ。以降は戸邊選手が様々な技を効かせて、最後は右ハイでKO。力の差があった。隆聖選手はまだ19歳。これからの選手だと思います。
第8試合は石田圭祐対堀尾竜司。いきなり事実上の決勝か。1Rは石田選手がパワーで押し、腹を効かせる。しかし2、3Rで堀尾が手数で巻き返す。延長に突入してもスタミナが切れない堀尾に仰天。この人どういう練習をしているのだろうか? 延長判定ではなんと石田に一票入るというさらなる仰天劇もあったものの、堀尾が判定勝ちした。
決勝トーナメント進出の4人が決定した。堀尾は一発がなく、戸邊はその堀尾にダウンを奪われての判定負けを喫しており、匠は腹と足が弱い。意外に大穴の結城選手が優勝をかっさらったりするのでは…
メインのジョアン・カナベラル対山崎秀晃は……締まらない試合だったとしか……感想も何もない。†