平昌オリンピックでは、選手の皆さまが日本選手団過去最高の13個のメダルを獲得しました。

 

本当に感動する場面が多く、選手の涙を見るたびに、思いが伝わり、涙することもありました。

 

さて、選手が言われていたことが、オリンピックを通じて、「様々なひとに支えられてきた、感謝の思いでいっぱいです」

 

そして、自分の国籍や政治を抜きに、互いに競い合った選手同士をたたえる姿は、感慨深いものです。

 

人は互いに支え合い生きてます。しかし、日々の生活で支えてくださる皆さまに、感謝すら忘れようとしている私がいます。

 

歴史をたどると、過去から現在にいたるまで、争いは絶ちません。また、現代社会はいのちの軽視から過酷で厳しい事件も多いです。

 

『世のなか 安穏なれ』

親鸞聖人のご消息第25通。

 

仏教の教えは、ひとの心が豊かになり、お互いがお互いをささえあう世界です。

 

皆が共生していくこの世の中で、ますます仏教の教えがひろまることを念じます。