いといろと世間を騒がせている虚構新聞ですが、僕もやっぱり内容については考えなおすべきなのかな、と思う。

こういうと釣られて乙、みたいな揶揄をする人がいるけれど、僕は拡散もしてないし反橋下でもない。インターネット全体のためにそう思うのです。

ここまでインターネットが手軽になっているのに「情弱」といって他人を馬鹿にする人こそトータルな意味での情弱でしょう、と思う。

ツイッターなどでソースの確認がないまま情報が拡散するのは目に見えているのだから、それを前提に運用を考えなければいけない。

で、虚構新聞ですが、

あれって毎日がエイプリルフール、ということでしょ?

エイプリルフールは年に1度だけ、というのが遊びとしての担保なのであって、いくら上質なジョークだったとしても毎日それが出てきたら、
鮮度もなくなるし面白くもなくなる。 結局はエスカレートしてクラッシュするのがオチ。

また、虚構をあたかも自分の専売のように思われても困る。あれでいいんならアクセス稼ぎのためにみんながいたる所でデマぎりぎりの話をしだして、ネットがまさに不信の溜まり場のようになると思うんですよね。

とにかく、ネットが匿名のガス抜き機能を果たしたり、ニッチな情報共有の機能を果たしていた時代は終わったのだと思う。老若男女みんなが普通に使う、というスタンスに立たないと。

ブラックジョークも毎日聞かされたらデマに過ぎないし、

議論はいいと思うけど結局炎上にしかならないし、

ネットの情報発信・交換の何か自主的なガイドラインみたいなものが必要になっている気がします。