餅男の病院で

在宅物品に
「加圧バッグ」が導入された。



加圧バッグとは
空気の圧力を利用して

半固形ラコールをシリンジを使わずに
胃ろう注入出来るお助けグッズキラキラ


半固形ラコールは
液体が硬いのでシリンジ注入に力がいる。




今後のために
我が家にも1つ導入することにして

看護師さんから
レクチャーを受けて来た。


シリンジや容器を使わないので
震災時にも役立つ。





必要なものは




加圧バッグ
半固形ラコール(同袋タイプの半固形食品ならどれでもOK)
ラコールに刺すアタッチメント
ストレートの胃ろうチューブ






加圧バッグの裏面に手順が載ってる。






まずは

1半固形ラコールに
アタッチメントを刺して穴を開ける。

クルクルと回すとロックされる。



そこから

2半固形の注入しない分を
器に出して分けておく。


300ml入ってるので
餅男に注入したい量だけ残す。

器に分けたのは、後にシリンジ注入で使える。




3ストレートタイプの
胃ろうチューブをお腹に取り付ける。

L字タイプだと圧力に負けて爆ぜるらしい。

ストレートタイプは在宅物品にないので
胃ろうを交換する時の付属品を大切に使う。




4胃ろうチューブのストッパーをロックして
アタッチメントに接続。




5加圧バッグのネット部分に
半固形ラコールの袋を差し込んで




6加圧バッグの空気弁の突起を回して
下矢印のような向きにする。




そこから


7自転車のタイヤに空気を入れる要領で
棒を上下にシュポシュポして

袋に空気を入れていく。




加圧バッグについている
空気圧を示す弁を見る。




加圧バッグがどんどん膨らんでくるグッ




8弁が青い所にきたら
加圧をストップする。

餅男は子供なので青。
大人は緑のところまで出す。




そこで
9胃ろうチューブのストッパーを解放する。



空気圧で半固形ラコールの中身が
お腹の中に注入されていく。

手で持ってるけど、離して大丈夫。




途中で止めたければ
胃ろうチューブのストッパーを締める。


大体、150mlの半固形ラコールなら
10分くらいで注入が完了する。






以上が加圧バッグの使い方でした❗️


加圧バッグのメーカーによって
使い方は少し異なるとのこと。





そして、
餅男はこれまで30分〜1時間と

時間をかけて
半固形ラコールを注入していたけど



看護師さんによると

一気に注入出来るのが
半固形ラコールのメリットなので

吐かないのなら
そこまで待たなくて良いとのこと。




むしろ

短時間で
お腹をしっかり膨らませてあげた方が

腸の動きを促すことになるので良い。


少しずつしか胃に入れないと
身体がお腹に物が入った司令を脳に出せず
腸が動かないらしい。

2歳半なら一食にかける時間は
15分くらいで大丈夫とのこと。



大きくなるにつれて
必要なカロリーも増えていく。


胃の容量を増やしていく為にも

少しずつ
注入時間を短くして

15分で200mlを
注入出来るようにしていきたい。



現在は朝晩はミキサー食。
お昼ご飯のみ半固形ラコール。
 
経口摂取も毎回行うもぐもぐ




体重がこの一年ほど停滞しているので
胃にしっかりご飯が入るのに慣らしたい。


現在、2歳7ヶ月で90㎝ /11,7㎏





ユーチューブに動画がありました下矢印









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防災用品、育児用品など載せてます下矢印