4月に療育手帳の更新手続きのお知らせが届きました
普通学級にかわって2年目の始まり。親としてはまだまだ介入が必要なことが多いなと感じてはいましたが、明らかな成長も見られていました
児童相談所で発達検査を受けるのは、前の更新時なので2年ぶりで、まだ特別支援学級にいた頃以来でした。あの頃も小学生になって、かなり成長を感じていましたが、IQは80台前半で行動面に不安があり、一筆書いていただいての継続となりました
今回発達検査の予約を取るのも1ヶ月半待ちでした(発達に不安のある子どもが増えているのを毎度感じますね)
本人は、足が速い(リレー選手2年連続かつ女子に敵がおらず男子3人に女子1人の組にされる)、絵が上手い、勉強もできるとみんなから認められて人気があると謎に絶対的な自信を持っています私は、家でのクレヨンしんちゃんとちびまるこちゃんを混ぜたような娘しか見てないので、ふーんそうですかという感じで聞いていますが。。
とにかく普通級を楽しめていて、その分みんなとの違いも意識するようになってきました。
その一つが「療育手帳」でした。それを持つことで、自分は障害を持っていますという証明になることもわかっていて、更新の話をすると、
「普通になりたい!みんなと同じになりたいから、手帳なくなりますように」
と、口にするようになっていました。
検査当日、学校から児相に向かう車内でも、
「ふー、がんばろう。」
と、気合をいれていました。私は、
「まぁ、緊張したら発揮できないし、できない問題があったら引きずるから、気楽に!切り替えもするんだよ」
と、いつもの学校のテスト前みたいな声かけをしました。
到着後すぐにテストへ!検査してくれる男性心理士さんと女性の実習生さん?の2人で対応してくださいました
長い、
長いな、
こんな長かった?
結局終わったのは1時間半後でした
「長かったね?トイレ大丈夫だった?」
「トイレ平気ー。後ろでパソコンうってるお姉さんもウケてた」
ウケるテストって何だろう
テストの結果をまとめる作業で15分くらい待った後、親が呼ばれました。
日常生活について口頭質問され、手帳を使う場面なども聞かれた後、最終的な結果のお話がありました。
2年前 IQ80台前半
今 IQ100以上
日常生活も自立度が高いため、手帳非該当。
テスト中、緊張する場面やわからない時にガチッと固まってしまう場面はあったけど、苦手・得意の山はあるけど全体的に落ち着いて頑張っていましたとのこと。
嬉しいというより、ある程度予想できて納得できる結果だったためホッとしました
本人はというと…
私が面談部屋から出ると、飛びついてきて、
「ねぇどうだった!?普通の子になれた?」
「もともと普通の子だよ」
「んもー、手帳どうだった」
「無しでよくなったよ」
「やったぁ」
テンション上がりまくりで、ご褒美求めてきまくり状態でした。
4歳で初めてもらった手帳。IQも、初めて受けた検査で60後半でした。療育センターで過ごす間、娘の今後の成長に思いを馳せることはありましたが、今ような成長ぶりは想像できませんでした
一日一日を大切に、よく見てよく話して、一緒に泣いたり怒ったり、もちろん笑ったりしながら、親子で成長してきたなぁと実感しています
手帳はなくなりますが、これからも毎日の様子を見聞きして、干渉しすぎないように気をつけながら、必要な介入は続けていく日々の始まりです
できる努力は親子共に頑張っていきます