今世では…偶々白人で生まれた人達も
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占い師の一言ブログ
かや 博史 さん




アメリカの日本語教師は見た小春さんのブログより

大分前のお話になりますが、私のオフィスアワーによく遊びに来ていたアフリカ系の学生がいました。日本のアニメを見て育ったという彼は歌がとても上手で、日本でデビューできたらいいな目と言っていた。

色々な話に花を咲かせた合格のですが、

 

ある時彼が、こんな言葉を漏らしたんです。

 

僕のお母さんはね、

僕がここまで無事に生きてこられただけでも

有難いって良く言うんだよ。


え、どうしてはてなマークびっくりハッと思わず聞き返した私。

 

そこで彼は、黒人男性としてこの地で生きていく難しさを教えてくれたのでした。

 

実は私は大学院生時代、アメリカの多文化社会についてはかなり詳しく勉強しました。でも論文や本から吸収した知識よりも、自分の学生の肉声は私の心にズシリと重く響いた。そして、ことある毎に反芻してきました。

 

教育以前に、死活問題を抱えた人達がいる....その現実を前に、ここはどこ滝汗?(→世界第一位経済大国アメリカ)今は何年ゲロー?(→2020年)と何度確認したくなったことか・・・。


全米で黒人差別への抗議の嵐が吹き荒れている今、改めてBlack Lives Matterの言葉の重みを感じずにはいられません。

 

Black Lives Matter

黒人の命は大切

 

こんな当たり前のことを、当事者の立場に立って理解することは、実は非常に難しいパーだから私はまず、Black Lives Matter自分の経験から語れる人達の声を、もっともっと聴きたいと思っています。あの学生が私のオフィスで打ち明けてくれたように。


私自身を含め、外部者が語る「黒人は」「アフリカ系アメリカ人は」にはどうしても限界があります。

その限界を自覚すること。そして、子供の命が危険に晒されながら子育てをする親の想いがどんなものかを想像してみる、そういうところからBlack Lives Matterを捉えることができれば、今アメリカで起こっていることがより深く理解できる、とあの日の学生の言葉を思い出しながら、強く自分に言い聞かせています。



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下記事も、アフリカ系の学生のお話です。

私が上に書いたことが

少しでも伝われば嬉しいです…目


キラキラキラキラキラキラ

 

さて、アメリカで五月は卒業式の季節です。街を歩いていても、卒業生のガウンを纏った学生をたまに見かけます。誰かにもらったのであろう花とかバルーンを持って、みんな誇らしくて嬉しそう拍手

今回のブログは、今まで私が教員として出席した卒業式の中で、印象に残った卒業生代表のスピーチについて、書きたいと思います。


そのスピーカーは、出だしから聴衆にパンチを浴びせていましたパンチ!


「皆さんは、自分の母親が父親を刺し殺した現場を目撃したことありますか」 


ヘロインに溺れ、施設で強制治療を受けたことがありますか


親権を奪われ、自分の赤ちゃんと離れ離れにさせられたことがありますか。


思わず「あるわけないだろ笑い泣き」と答えたくなりますが、これは全部彼女の身に起こったお話、だそうです。恐ろしいことに、この国でこの種のトラウマを聞くこと自体、それほどビックリすることでは、ない。


世界一裕福なアメリカで、私は他にも壮絶なライフ・ストーリーを聞いたことがあります。同情とか理解の範疇を超えた域で、ただ沈黙するしかなかった私

底から這い上がるため、生活のために働きながら、睡眠を削って勉強し、ついに手に入れた卒業証書の重みが、スピーチを聞きながらヒシヒシと伝わってきました。


またこのスピーカーは、大学で自信を得たことが自分を変えたと言っていました。本当に素晴らしいことだとは思うけれど、現実的にこんな180℃転換体験をした人は超少数派だと言えるでしょう。実際に、アメリカの学部生(コミュニティーカレッジを含む)は50%以上ゲロー (*出典*)も中退するそうです。これは先進国の中ではドクロ最悪ドクロな数字です。


卒業生代表としてマイクを握った彼女は最後に、一時は親権を奪われたという、聴衆の中にいる息子に向かって、

「あんたも頑張りなさいよっ!あたしの財布をいつまでも当てにするんじゃあないよっ!」

と肝っ玉母さんぶりを発揮して、聴衆を笑いの渦に巻き込んでいました。スピーチが終わった後、聴衆は拍手喝采、拍手はしばらく鳴り止みませんでした。


このブログを書き、あの時の観衆の熱気と感動を思い出しながら、これしきの事で瀕死状態になっている今の自分は、まだまだ甘ちゃんであるのだなあ・・と再認識させられるのでした。


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