俺は普段着に身を包み込み六本木を歩く。

なぜか?みんなの視線を感じる。

なぜだ?顔に何かついてるのか?

待ち合わせのラーメン屋でたどり着く・・・

江古田マン がしょっぱい髭面で待っていた。


『俺今すげぇ忙しいんだからな江古田マン!』
「すみません」

まずはビールで乾杯をする。
「俺ってヤバイですかねぇ?」

と江古田マンに聞かれた。

俺は江古田マンが心配だった。

こいつは基本的に優しすぎるほど優しい。

女にモテた事もないし・・・恋愛経験も乏しいし・・・

ダメなモテない男だからだ!

めちゃくちゃいい奴なんだけどね。

金もそうだが、沙織と知り合ってから・・・

行動が読めないことが多いのである。

「あの女はやめとけ!」

俺の想像だが・・・

江古田マンにとってマイナスになる女というのが、

俺の勝手な読みなのだ!

あの女からは全く愛情が感じられないのが本音!
「擬似恋愛はやめろ!」

そんな時1本の電話がなった。

こいつ俺と大事な話してるのに電話でるなよ!

誰と話してんだ?

偉そうなことばっかり言ってよ~

『すみません長々とB兄でした。

愛情?ですか・・・?

沙織は愛情ないんじゃないですかね?』

「じゃあやめろ!

ずるずる引きずっても良いことねぇーよ!」

「現金とか言ってるような女はマジやめろ!」

冷たいようだが友達として言っておきたかった!

俺は江古田マンが頑固なのを知っていた。

俺に言われたから、やめるはずも無い事を・・・

ただ・・・男の友情の気持ち・・・受け取ってくれやー

「俺は江古田マンとずっと友達でいたい!」

ただ・・・それだけじゃぁ!!

俺は仕事の合間を縫って

キャバクラ嬢に恋をした「江古田日記」 を見ていた!


腹が立ってきて江古田マンに電話をかけた!

「江古田マン?何だ?あの日記?

ヘタレ過ぎねぇーか?

このままじゃ埒があかんだと?!ボケェが!

バカ野郎!何で俺に相談しねぇーんだよ」

『いや!B兄やジョニーには相談したんだけど・・・』

「バカ!何で俺に相談しねぇーんだよ!

って聞いてるんだよ!」

『Mさん、恋愛経験少ないから・・・』

「アホっか?お前は?

まず、徹底抗戦するか?引き下がるか?
徹底抗戦に決まってるだろ!!
こんな勝手な女は上からビシィッと言ってやんねぇーと
わかんねぇーべ!」
『言ってフラレたらどうすればいいんですか?
Mさんには悪いけど・・・
クリスマスデートも待ってるんですよ!』
「バカ!俺にはクリスマスもクリトリスも・・・
一切関係ねぇーんだよ!」
俺は江古田マンの一途な思いを・・・
悪女が手の平で遊んでいるような気がしてならなかった!

怒ったり泣き始めたりというのは男にとって
特別嫌な事ではないと思う!
聞いてあげる行為は・・・
江古田マンの得意技でもあるし・・・
ただし・・・最後の言葉・・・
『ねぇ!いつになったらお金入るの?』

この言葉が俺には引っかかる!
この女を好きになるのは勝手だが・・・
友達として一言、言わずにはいれなかった!

「江古田マン集合!!」
俺らはまったくモテないぜ!
「なぜモテない?」
それは・・・誰もが認めるような・・・俺達・・・男組
俺らモテない軍団はある日サークルを作った。
それは2006年の大晦日の夜のことだった。

今日の俺は違っていたぜぇ。
ジャージにスカジャンという最高のお洒落に身を包み、
いつものたまり場・・・
六本木の和民に電車で2時間かけて六本木に向かう。

地下鉄 六本木駅 1分
〒106-0032 東京都港区六本木3-12-6 六本木プラザ4F

ぐるなびで詳細情報を見る

※2007年12月4日現在の情報です。
「江古田マン!ダセェー服着てやがんな!」
こいつら顔も服もセンスねぇーなぁ!
どいつもこいつもどうしようもない奴らの集まり!
そんな所が好きなのかも知れねぇ~
男同士4人で呑んでいた。
会話がはずまない俺ら・・・・
俺は口火を切った。
「もうこんな生活はイヤだ!
いつも男ばっかりで呑んでんジャン!
誰かさぁ~ナオン!おんな呼べよ!!」
みんな下を向いたまま長い沈黙が続いた。
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「俺らで作らないか?」
みんな揃って・・・
「何を!?」
「モテないブラザーズ」
我ながら良いのネーミングを付けた。
自分で自分を褒めてあげたかった!
「俺がリーダーだ!」
目的はお互いを慰めあって少しでも心を癒すため!
俺は感動していた。
こいつらモテない星人と友情の硬い握手をしていた。
泣いてしまっていた!
なぜ?いつもこいつらと一緒にいるのか?
「遊ぶ人(おんな)がいないから!」

その日は閉店まで粘り2007年の朝を迎えた。
俺ら4人はいつもと同じくアイコンタクトで会話をし
六本木のヘルスで30分コースを希望し
姫はじめを終え家路に戻ったのである。