書店の店員らが投票で選ぶ「マンガ大賞2011」を、羽海野チカの
「3月のライオン」が受賞することになりました。


プロ将棋の世界を舞台に、少年棋士が苦悩しながら成長する姿を描いた作品です。



物語の内容は、中学生でプロになるという天才ですが、家族を亡くし、他人との
かかわりをもたない少年、桐山零が主人公となっています。




先輩やライバルの棋士、近所に住む3姉妹との交流を通して、勝負の厳しさや
人とのふれあいの大切さを知っていくというストーリーです。



可愛らしいほんわかしたキャラクターに定評がありましたが、
人生の苦しみをかみしめた中高年棋士を感動的に表現し、新しい境地を開きました。


「人生でどんな選択をしても、起きた出来事を素直に受け止め、まっとうする。



そんな人たちを桐山君とたくさん出会わせてやりたい」 と話していました。




女優の井上真央が主演するNHKの連続テレビ小説「おひさま」が4日午前8時から
放送をスタートします。



井上真央は、須藤陽子という長野県の安曇野と松本を舞台に、
戦前、戦中、戦後を生き、人々をおひさまのような明るい希望で輝かすヒロイン
を演技します。



ドラマの内容は、昭和7(1932)年に病を患っている母のため、東京から安曇野に
移ってきた陽子が、父親と2人の兄と共に、青春時代や国民学校の教師として、
妻、母としての毎日を生きて、身近に人々をつないでいく物語です。



第1週のあらすじは、斉藤由貴さん演じる主婦・原口房子が思いがけず安曇野へ向かい、
今の陽子と出会うシーンからスタートします。




井上真央は、昭和13(1938)年に16歳のセーラー服におさげ髪という女学生となった
陽子が家族に朝ごはんを作る場面から出演します。



2週目以降は陽子の女学生生活の様子が放送されます。




13日から始まる連続ドラマ「遺留捜査」に主演する上川隆也に、
演じる刑事・糸村の人物像を尋ねてみました。



糸村は被害者が残した遺留品から、伝えたかったメッセージを読み取ろうとしている。


遺族の悲しみと辛さに寄り添って、被害者の人間性に触れていくなかで、
事件を解決する方向性を見いだす。


人間味にあふれたやり方ですが、独特のやり方は警察組織内で不和を生じることになる。


こんな難しい役だからこそ、「生の感じ」で演じていくつもりだと話しています。



大震災の影響で自宅待機をしている時に、「自分はここにいていいのか」
という思いにもしましたが、撮影再開が決まって、台本と向き合ってみたら
気持ちが定まったそうです。



この物語は亡くなられた人、残されたモノ、残された人の心をテーマにした作品です。
今の僕にできることは、この作品をきちんと最後までやり遂げることだと思っていますと
語っていました。





上川隆也/少年たち...

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