【家族の波乱6】

 

私には夫の連れ子二人います。

私は継母になります。

主人との約束した通り
『皆で幸せになる』
私には絶対に出来ると思っていました。

私はまず継母になると決めたからには
私には母になるという責任もありました。

実子と分け隔てることなく愛情を注ぐこと。

『ありがとう』『ごめんなさい』が言える子に育てること。

どこに出ても恥ずかしくない立派な社会人にすること。

私は7年前我が子を出産し自分に目標を掲げました。

この目標は母親なら当然誰しもが掲げることだと思います。

同様にもちろん連れ子にも同じ目標を掲げて自分自身連れ子とも向き合ってきました。

連れ子が学校で人間関係に悩んで弱音吐いたときも死にたいと言ったときも、我が子同然向き合ってきました。

学校に電話をして真っ先に対処してもらったり
もちろん連れ子とも死にたいと言葉にしたことで叱って泣いたことも、嫌なことがあり真夜中に自宅を飛び出したときも心配で心配で寝ずに待つことも、
一つ一つもちろん我が子同然に接してきました。

大きな出来事としては
私の引き出しから勝手に物をとってしまったこと。

我が子にも
例え親のものでも、親の引き出しも、勝手には使ったり、開けたりはダメですよ〜と日頃から教育には口うるさかった。

だから同様に
連れ子には叱りました。
叱ったら謝るどころか逆ギレ。
友達から買った、取っていないの一点張り。

私は正直ガッカリしたんですね。

『謝ることがなぜ出来ない?』と。

そこからはもう壮絶でした。

なぜ欲しいなら欲しいと言えない!
なぜ勝手に物を取ることはダメなのをわかっていて取る!
なぜ素直に謝れない!

この日はある意味
もう誰にも止めれないほど
揉めました。

たまたまこの日は習い事のお稽古の日。

私はそんな連れ子に言ったのです。

『習い事は行かなくていい。素直になること、謝ることの方がよっぽど大切だから』

でも連れ子は結局逃げるようにして出て行きました。

私ももう家出ていきなさい!と怒り出してしまったのです

我が子のように接すれば接するほど
私自身も心身疲れて果てていきました。

連れ子はこの日から
隣にいる夫の実家宅に移り住んで行ったのです。

そしてまた悲劇が起きてしまったのです。。。