百花、3歳の頃からバレエが大好きな女の子でした。今12歳。
お腹がぽっこり丸くて、笑えるほどレオタードがパンパンだったけれど、
いつの日か、スタイルよいね。と言われる様になりました。
本格的にバレエを習い始めて2年だった頃、自分の限界を感じ始め、私も支えていけるかいなかを、とても悩みました。泣ながら向かうお教室。帰りにはけろっとして帰る。の繰り返し。
踊るのも、耐えるのも本人。
今年のお正月明けに、辞めることにする。という百花の顔は、今までの迷いはなく、本人の口から先生へ。辞めます。と話してきました。
私は、びっくりして、少しパニックなりましたが、先生は、悩む時間を与えてくださりました。主人は、私には何も手助けせずに自分で決めるように。
この歳で、こんなに悩めるものは、世の中になかなかいない。と私に諭して、私も納得。
そんな娘は、1か月悩み、やはり先生に辞めないで続けます。と話してきました(笑)。一時の感情に流されず、自分のおかれた環境の良さをプラスにして、
前に進むこと。と先生より言われたそうです。
これは、小さい心では、どこまで伝わるのか?と思いました。しかし、
仙台のコンクールへ出たいという、本人の希望を受け入れ、この春出場。
結果、伊達賞、ミルウォーキーサマースクールへスカラシップダイレクトエントリーをいただくこととなりました。
決戦の直前は、歩くこともできないほどの足の張りに、欠場の文字も出たけれど、失敗しても踊りきり、それを高く評価していただいたようです。
そして、頑張ってきたこと、目指していたことを少しでも評価してくださったことに感謝し、前に前に進んで欲しい。
今回のことで、前に進むことの難しさに、可能にする力。輝くためには、最大の努力と、忍耐力が必要ということを、恥ずかしながら、娘より、教わりました。
今年の夏休みは、ミルウォーキーバレエスクールへ。只今英語をもう勉強中。間に合うかな?
いつまでも、応援しかできないけれど、しっかり娘の姿をみてあげていよう。
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