ここまで生きてきたなって、自分を褒めてあげてもいいんじゃないか?
たまには、そういうときもあってもいいんじゃないか?
「あらゆる虐待がなくなれば、分厚い精神病理に関する本は、今の1/3位の厚さに減るだろう」
何かの本で読んだ。
確かにそうだと思う。 学生のころ、親と離れて一人暮らしをして何年か経つのに、
父親の暴力シーンがよみがえり、頭がおかしくなりそうになったことが何度もある。
そんなとき 「どうして今でもこんな気持ちになるのだろう。あれから何年も経ってるのに・・・」って思ってた。
何度も恨んだ。 あいつのせいで、私はこうなった・・・なんて思いもあった。
そのくらい、大きな影響なんだ。いわゆるPTSDみたいなものだろう。
経験してない人には分からないだろう。
このことは誰にも言ってないことだった。 言っても仕方ないし分かってもらおうとも思ってなかったから。
親は、あのことを精一杯生きてきたんだ。 そう理解している。でも、酒が入るたびに暴力をふるい、近所に響き渡るどなり声と泣き声は、子どもの私にとって、どんなに恥ずかしかったか・・・。
子どもの頃の夢は、暴れたときの父親を閉じこめておく鉄製の部屋を作ることだった。
あそこに閉じこめちゃえば、全てが静かになる。どんなに望んだことか。
そして、アルコールが世の中からなくなればいいと切に願っていた。
小学3年のころ、「私が死ねば、お父さんはお酒をやめてくれるかもしれない。」なんて思って、
誰もいない家で、包丁を自分のお腹に刺そうとした。 でも、痛そうだし死ぬ勇気なかった。だから今生きてるんだけど。
今思えば、もしあのとき自殺したって、父親は自分が原因だなんて少しも気付かなかっただろう。
だから、死ねなくてよかったんだ。 愚かな子どもの考えだったんだ。
でも、だれかに助けて欲しかった。
でも、今は友だちがいる。支えてくれる人がいる。
その幸せを感じよう。 ここまで生きてきてよかったな。