おじいちゃん
思い出したくもないあの日からあと少しで1年が経つんだね。
そっちの生活はどうですか
わがままで我が強いおじいちゃんだから、ちょっと心配です
こちらはみんな元気です
ただおじいちゃんがいなくなってから、みんなで集まる事が少なくなってしまったかな。。
おじいちゃんはいつも、みんなに声を掛けて集まる場を作ってくれたよね。
その時は、その時間が当たり前だと思っていて、『ありがとう』の一言も言えなかった。
ごめんね、おじいちゃん
ありがとう
小さい頃、大好きな傘に達筆な字で名前を書かれて泣いた事。
肩にあるほくろを蚊と間違えてバシー!って叩かれた事。
金髪になったあたしを見て本気で怒っていた事。
あたしの会社の名前を忘れちゃったおばちゃんに、誇らしげに社名を教えていた事。
赤いマニキュアを塗った足の爪を見て、『血がでてる!』って心配してくれた事。
小学校の校長先生に『斉藤さんのおじいちゃんは有名人だから』と言われて誇らしかった事。
『うちの夜ご飯は毎日ステーキだ!』って嘘つく事。
サスペンダー姿がかわいい事。
一年経っても、おじいちゃんの事考えるとすぐ泣いちゃうんだ
もう一度会えたら、ありがとうって言いたい
大好きだって言いたい![]()
それすら、当たり前の事で言葉にできなかったから
でも恥ずかしがり屋のおじいちゃんだから、嫌がるかな
もう一年、やっと一年。
今日は一周忌の法要をしました。
あたし、お経の時に泣きのスイッチが入ってしまって。
泣いてしまった
ほらね、お正月ぶりに親戚が集まったのはやっぱりおじいちゃんが集合かけたから。
すごいね
さすがあたしのおじいちゃん