おじいちゃんが、足の指を半分切断しました。

えそが進み、切りました。


高3の夏に倒れてから入退院を繰り返し、今はやっと自宅に戻ってきて、透析や検診をしに病院に通いながらの生活。

顔の色も、昔に比べれば比べものにならないくらいいいし、劇的にやせてしまった身体も少しづつ標準の体型に戻ってきました。
昔からの暴飲と暴食が原因。
おばあちゃんの言うこともあまり聞かなかったみたい。。。笑
糖尿病、心臓病、高血圧、、たくさんの病気が重なり、生死を彷徨ったことも。。。

そんなあたしのおじいちゃん。
足の指はえそがかなり進み始めていて、お医者さんからはもう歩けないと言われていました。
しかし、なぜか家の中で手すりを使いながらも、歩いている、、、、


今日、いとこも家に来てみんなでごはんを食べたんだけど、そんときに足の指を切ったことを聞きました。
その場では、「そっかー。」って聞いていたけど、今、一人になって、どうしていいのか分からない。
やっぱり、ショックです。
なんか、ショックです。


でも、それでも今日、なんにもないかのように笑って、あたしをからかってるおじいちゃんは、いつも通りでした。そして、おぼつきながらも、自分の力で歩いてトイレへ行き、自分のベットに自分の足で向かっていました。

生きるって気持はとても大切な気がします。
自分は生きる。自分は歩く。
そういう気持が、医者にもわからないくらいの力を発揮させるのだと思う。

昔、私に一度だけ弱気な事を言ったことがあります。
私は、絶対に自分の結婚式や子供を、おじいちゃんに抱かせてみせると誓いました。
だから、おじいちゃんも頑張って欲しいと約束しました。


ショックだって、思うのはもう、やめよう。
足の指が無くなったのがなんだ。
生きている事、生きようと、自分の足で歩こうとしている気持がおじいちゃんにあることが、何よりも幸せなことなんじゃないか。


そう、生きている事に感謝。