私の母親は、2020年に90で亡くなりました。私と彼女との最後のまともな会話は、高齢の彼女の様子を見に行ったある日、2019年の5月。その頃私は謎の咳に悩まされていましたが、まだ、コロナウィルス騒ぎも始まってなかった頃で、普通に部屋に入り、どう?と彼女の顔を見ると、何と鱗が隠されずに見え見えになっているのです。思わず、(顔が鱗よ、)私が言うと穏やかに彼女は(見えるの?)と聞くのです。(見えるわよ)出来れば隠して欲しい気持ちをあらわに、(凄い鱗なんだけど)と正直に言った訳です。レプトリアンも年を取ると隠せなくなるんだと言うことを知った感じです。彼女は、見えるんだったら、ほら、そう言って、何と大きな一つ目も見せてくれちゃいました。子供の時の様に、見えている訳でもなかった私は、久しぶりに、まさに映画の中の何かみたいな、大きな鱗の顔と、顔の真ん中に一つだけある大きな目を見て、何故か驚きもせずに、(なんで、目が一つしか無いの?)と聞くと、(もう一つはこの目の下に、もう一つ有る)レプトリアンの私の母親は、そう言って、鱗の顔で笑った。何時もは綺麗な皮膚のはずなのに、(隠した方が良いよ、隠せるなら)私がそう言うと、(あんたはわかっていたのね)(うん、わかっていたよ)(これも見えるの?)そう言って大きなかぎ爪の手を振りかざした。もう、私は慣れてしまっていたのかも知れない。黙って、うんざりした顔をしていると、胃を決したのか、すっとんきょうな声で、(あれは、まずいねーあんな不味いもの食べた事が無かった。今まで食べた中で一番不味い。本当に不味いのよ)と、私に訴えて来た。あれと言うのは今の私の旦那で、55歳の時に再婚した相手。レプトリアンを訪ねる人は流石に少なくなっていたので、今の旦那だと直ぐにわかったし、心の底でまさかあの爺さんも食べるのか???とずーと思っていたので、(やっぱり、食べたんだ)と言うと、(不味かった、ものすごく不味かった)と。(あんなのまで食べなきゃ良いじゃない)と私が言うと本当に情けない顔をして、お腹が空くとつぶやいていた。また、人間の霊体の脳みそを食べた事を、告白してくれた訳です。この時、自分には心臓が2つあると、一つは、右側にもあるとも教えてくれた。自分は本当は男なであるとも教えてくれた。何で???地球に居るのか?それは、教えてはくれなかったけれど、他にも仲間がいると教えてくれた。私が、コンコンと咳き込むと、いきなり、ものすごく怖い顔で(毒を持ってくるな)と物凄い怖い顔で私を睨みつけながら言った。それがレプトリアンへの最後の訪問となりました。コロナウィルスに感謝したのは、コンコン咳き込んでいる為に、レプトリアンが入院してから、亡くなるまで、一度も病院へは行かなくて済んだ事です。咳のおかげで、病院の中で食べまくっているレプトリアンや食べられている人間達を見なくて済んだのは、コロナウイルスのおかげでした。葬儀もできなくて本当に良かった。コロナウィルスで速やかに焼くのが2020年からの常識で、お通夜も無いまま、凄い速度で、焼かれましたが、ノロノロすると、霊体で出て来られちゃう。何となく、焼いてる時に生きてるぞーとかまの中から誰かが叫んでいる様な気がしたけれど、何も聞こえなかった。何処かのかまの扉辺りから物凄い爆発音が聞こえた様な気がしたけど、気のせいだと思った。