今週は、かねてからの懸案であった常磐線で撮り残している駅へ出かけてきました。
ちょうど、東日本大震災の2カ月ほど前に、大野駅まで撮影を進めていました。
それより北の区間は、常磐線に通しで乗車したことがありため2回通ったことはあるものの、実際に訪ね歩くのは初めて。
というのも地震によって、この地域は福島第一原発の事故による立ち入り規制がかかったのと、津波で流され線路や駅舎自体を作り替えていたため、訪ねることができませんでした。
確か、地震から1年が経ったときでしたでしょうか。TV番組で富岡駅前から中継する際に、駅舎が建っていたときの画像を使わせてほしいと連絡があり、提供したことがあります。
その画像がこちらになるのですが……

そのときの映像を見て、以降もどうしても足を向ける気になれず、それが長い間続いていたわけです。
三陸でもそうだったのですが、自分が実際に泊まったことがあるホテルが津波で流されている映像を見たり、それが現在遺構になっているのを見ると……どうもトラウマというか……(あそこにはやっぱり津波が押し寄せてしまうんだ……と)
そして、正直なところ、実害はほとんどないとは言え放射線量が高いことは確かで、それも一因だったのかもしれません。
とはいえ、地震からは10年以上も経過したことと、ここも行かなくては全駅撮影達成は叶わないので、思い切って出かけてきたわけです。
そして今回のもう一つの目的は、福島県の未撮影駅を撮影することで福島県の全駅撮影を達成すること。
ということで、今回は常磐線の旅の報告です。

新しくなった富岡駅。以前と位置は変わらず。
海沿いには新たに堤防が作られていたのですが、それで大丈夫なのでしょうか??
(また、想定外の~~が来るんじゃないのかと、心配になってしまいます)

ここは、福島第二原発の入口付近。このあと約二ヶ月後にあのような災害が起きるとは……

こちらは宮城県亘理町の海岸沿いにあった山下駅のホーム。この一帯が浸水してしまいました。
周辺に住宅がぽつぽつとありましたが、以前はもっとたくさんの住宅があったようです。

こちらが2016年に移設再開した現在の山下駅。線路は高架化され、その下に駅ができました。