ちょっとバタバタだった先週。撮影実習の下見やら記事を書くための調べ事などなどで、あちらこちらへ出かけていました。

 

一つは、大人の休日倶楽部・趣味の会で開講している楽しく学ぶ写真撮影講座の撮影実習をしようと思っている西新井大師へ行くべく東武大師線の大師前駅へ。ここは、雑誌記事でも紹介したこともあり、既に1度訪れてはいるのですが、久しぶりの2度目の訪問でした。

 

そして、もう一つは記事を書く(詳細は改めて……)ための調べ事で川越を訪ねたので、そのときに川越市駅へ。川越駅でもなく、本川越駅でもなく、川越駅の次にある東武東上線の川越市駅は、なかなか訪ねる機会がこれまでなく、初めて訪ねました。

 

それにしても、私がこうして出かける時に限って曇り空。曇り空だとメリハリもなく、写真を撮る時に一番テンション下がってしまいます。ま、ぼやいたところでどうにもならないんですけどね~。

 

といったところで、そのとき写真です。

 

全線で閉そく区間なので、高架の単式ホームがあるだけの大師前駅。

 

駅ビルになってなっている駅舎。駅舎はとても立派なのですが、現状では改札もない無人駅。

(今ある西新井駅の改札はなくしてこの駅に改札を作る工事が始まるとか……)

時期も時期なので、駅前はすでに迎春モード何ですね。

 

ということで、参道を通って西新井大師へお参りしてきました。

 

そして、なぜか五反野駅。この駅は前職のときにさんざん通っていたのですが、きちんと写真を撮ったことがないぞとちょっと寄り道。

 

そして、川越市駅。川越駅は諸々の事情で何度も訪ねているのですが、なかなか川越市駅には……。こんな駅だったんですね!

今回は九州・旅の報告2です。

 

今回の旅は、鹿児島県の駅を重点的に巡るのが最大の目的。鹿児島県は、これまで何度も出かけてはいるのですが、別に仕事があるため出かけることが多かったため、落ち着いて駅を巡るといったことはしてきませんでした。ですが、鹿児島県はJR最南端の駅もあったりすることから、できるだけ早いうちに一度ゆっくりと駅巡りをしたかった場所。なので、このときは鉄印も封印して、とにかく鹿児島県内のJR駅をひたすら回り続け、同時に来年の春に向けてロケハンができればと、たまったマイルで特典航空券に引き換えて向かった次第です。

 

最初に前回報告の嘉例川駅と大隅横川駅に向かい、その次が日豊本線というわけです。日豊本線は鹿児島県内の加治木~鹿児島間の各駅を撮影をしていなく、今回立ち寄りました。この区間の特徴は、鹿児島湾沿いを走る区間もあるので、その先に桜島が見えることから、なんとかそうした雰囲気も撮りたいと考えていました。

結論から言うと、撮るには撮れたけど、絵的にはどうかと言えば、「ま、仕方がないよね……」と言った感じになってしまいました。

 

そんな致し方なく撮影した日豊本線の各駅です。

 

駅を別にすれば、鉄橋を渡る瞬間に、桜島が見える絶好のロケーションも。

 

加治木駅。駅舎の背後に蔵王岳(加治木の守護神とも呼ばれています)という奇っ怪な山が聳え立ていました。火山活動によってできた山ですが、火山ではありません。柔らかい岩の中にマグマが侵入し冷え固まり、回りの柔らかな部分が侵食されたことで、硬い部分だけが残ったもの。こうしてできたものを「貫入岩体」と呼ぶそうです。

 

錦江駅は駅前の花壇にマリーゴールドが植えられてキレイでした。

 

この区間で最も風格があったのが、帖佐駅の駅舎。戦後すぐに建てられたものとか。

 

竜ヶ水駅を挟んだ前後の区間、そそり立った崖地の脇を日豊本線は走ります。

その崖地にへばりつくようにある竜ヶ水駅では、1993年に土石流災害が発生。現在、駅周辺は人家もなく、ひっそりと佇んでいます。

ホームから桜島が望める絶景の秘境駅です。

 

鹿児島駅の手前に2025年に開設されたばかりの仙巌園駅。ここもホームから桜島を望むことができます。

 

このあと鹿児島駅も巡って、鹿児島県内の日豊本線の駅は撮影コンプリートしました。

この1週間は、次号のCAPA(2月号Winter 12月19日発売予定です!)の校了作業のため、ほとんど自宅でデスクワーク。ということで、今回は先日の鹿児島取材の写真から。

 

JR肥薩線の吉松~隼人間は、今年8月の豪雨被害により運休を余儀なくされ、私が訪ねた11月時点でもまだ復旧していませんでした。が、やはり駅だけは訪ねておこうと、大隅横川駅、嘉例川駅に立ち寄ってきました。鹿児島空港から近いと言うこともあるので……。

 

言わずと知れたこの2駅は、官営鉄道鹿児島線として開業した1903年当時の古い駅上屋がそのまま残っています。のちに海沿いを通る現在の鹿児島本線ができてからは肥薩線となりましたが、もともと国を挙げて開通した鉄道と言うだけあって、当時の田舎に開設された駅としてはかなり立派な造りなのだと思います。

肥薩線沿線はほかの駅も同様に思うことがあって、地域の人たちが自分たちの地域の中心である駅を大切に守っているということ。だからこそ、今こうして100年以上も前の佇まいや雰囲気を肌で感じることができるのでしょう。

 

私がこの2駅を訪ねるのは今回で5回目。なぜこの場所を何度も訪ねるのか。それはここでしか感じることができないものがあるから。

肥薩線は現在、いくつかの災害により全区間で列車が運休中です。被災した鉄道の廃止議論が全国あちらこちらで持ち上がっていますが、肥薩線も同様。結果、廃止に向けて検討がなされる路線に対し、肥薩線は復旧に向けて検討が進められています。これは、この沿線の方々が、この路線の大切さを知っているからこそなのだといつも思うのです。路線単独の営業としては赤字でも、この路線がこの一帯の地域にもたらしているものは、計り知れないものがあるということを。

去年2月に訪ねた人吉のまちで食事をしたお店の方が「汽車が止まってからお客がさっぱりだ……」と話していたのが印象的でした。

 

赤字だとか、老朽化している、金の無駄遣いだと、切り捨ててしまうのではなく、地域のシンボルとして活用され、これからも守られ続けていくことを切に願います。

 

ちょっと小難しい話しになってしまいましたが、今回撮影した大隅横川駅と嘉例川駅です。

 

 

 

 

 

 

 

先週末の2日間、大人の休日倶楽部趣味の会で開講中の楽しく学ぶ写真撮影講座の実習で、東京都板橋区高島平地区にある 赤塚公園というところに紅葉を撮りに出かけてきました。

今年は、夏があまりに暑かったので、紅葉はどうなることやらと思っていましたが、ここに来て冷え込みも強まり、思っていた以上の紅葉撮影が楽しめました。

ということで、ちょっと目星を付けていた新高島平駅前のイチョウの紅葉とともに、赤塚公園で見つけた秋の彩りをお届けします。

 

列車とは絡まないものの、イチョウの黄色が目を引く都営三田線新高島平駅。

 

西高島平へと続くイチョウ並木の中を三田線の列車が行き交います。

 

水面の反射に落ち葉が映えます。

 

三色揃い踏みの森の彩り。

 

なんだか可愛らしい葉っぱを発見しました。

前回の大玉村の取材後は出ずっぱりで、あちらこちらへ取材だの撮影会だのとあちらこちらへ出かけていて、怒涛の駅めぐりをしてきました。

ということで、おおよそ1週間半ほどでかなりの駅を訪ね歩いていたので、そのとき撮影した写真の一部を一気に並べてみました。

 

大玉村から帰った翌日は、大人の休日倶楽部 趣味の会の「楽しく学ぶ写真講座」で秋のわたらせ渓谷鐵道の撮影会に! いい感じの色付きを見せる神戸駅周辺の木々が逆光線にキラキラと輝いてくれました。

 

次に出かけたのは鹿児島県。今回の目的は鹿児島県のJR駅を大方訪ね歩くこと。

まず訪ねたのは日豊本線の駅。その1つがこの仙巌園駅です。なんと今年3月に開業したばかりの新駅で、目の前が桜島という最高のロケーション! ちょうどこの日は小規模噴火もあり噴煙も見られました。

このあと鹿児島駅を巡って鹿児島県内の日豊本線の駅はすべて撮影コンプリート!

 

JR駅を訪ねている合間に鹿児島市電も少しだけ巡ってきました。

市役所前停留場はちょうどいい光が差していていい雰囲気でした。

 

続いて訪ねたのは指宿枕崎線の駅。JR最南端の駅を含まれているだけあって、全駅巡るのに丸三日。ようやくラストの郡元駅に辿りついたころにはすっかり暗くなってしまいました。それでもこれで指宿枕崎線も全駅コンプリート!

 

最後にやって来たのは鹿児島本線。このあたりの駅はどこもさほど特徴がなく、淡々と駅を巡っただけといった感じになってしまいました。

東市来駅のホーム脇ではカンナが花を咲かせていたので駅名表示版と絡めてパチリ! この後、川内までの間の駅をすべて回って、鹿児島県内の鹿児島本線もすべて撮影コンプリート。

これで鹿児島県内のJR駅はすでに全駅回っている肥薩線も含め、残すは日南線の志布志駅と大隅夏井駅の2駅。(ここは次回以降の課題ですね~)

ちなみに肥薩おれんじ鉄道もすでに全駅撮影しているので、民鉄を含めても日南線の2駅と鹿児島市電の残す停留場といった感じです。

 

鹿児島から帰って、CAPAのフォトコン審査やCAPA博などと諸用をこなして向かったのは、ウィステリアフォトクラブの撮影会。場所は秩父鉄道で、紅葉と親鼻鉄橋のSLを撮るべく宝登山に登ったのですが、なんとロープウェイが1時間待ち。結局、撮影場所がわからず、皆野駅を出発するSLを俯瞰撮影するに止まりました。

(撮影場所はその後わかりましたが……)

 

その次の日は、よみうりカルチャー大森センターで開講中の「鉄道ある風景を撮る」講座で横浜線へ。なかなかいい撮影ポイントがない横浜線。そんななか小机~鴨居間には何カ所かポイントがあるので巡ってきました。撮影に行く前に撮影した鴨居駅です。

 

出かけてばかりいたので仕事が滞りがちで、この後が怖いです……。