今で言う県境を、よくも昔は「国境」と呼んでいたものかと、そんな想いが今でも色濃く感じられるJR上越線の水上駅へ行ってまいりました。
世間では最強寒波襲来などと警戒が叫ばれていて、実際にこの水上駅から先の列車は運休に……。それでも今年初の雪の写真を撮りに行ける数少ないチャンスと、前泊を含めて24時間という弾丸スケジュールで出かけてきました。
以前は、数多くの列車が往来していた水上駅ですが、今は1時間に1本程度の高崎方面からの普通列車と、数時間に1本程度の長岡方面の列車が接続するのみ。(その他臨時列車やSLがときどきやっては来るものの……)
弧を描いた2面3線のホームに、まだかろうじて寝台特急が走っていたころ、「あけぼの」か何かを撮りに出かけた記憶があったので写真を見返したところ、デジタルではなくフィルムだったようでちょっと探し出せませんでした。
そんな、懐かしい雰囲気を少しでも絵にしたいと撮影してきた水上駅の写真です。

3線もあって、かつてたくさんの列車が走っていたころが思い出されました。
この日は、高崎方面の列車が1番線から往復するだけ。

同じ列車のバックショット。雪の日は、バックショットの巻き上げる雪が郷愁を誘います。

水上駅で思い出して、昔の写真を見返して出てきた寝台急行の「能登」。たまたま(イベント準備の前泊で)泊まった越後湯沢のホテルの窓から、2009年12月の深夜2時半過ぎに撮影したもの。
このときはまだギリギリ489系のボンネット型車両が深夜の上越国境を駆け抜けていました。
そしてこの能登号。以前埼玉県北本市に住んでいたときに、上野駅からの普通終電のあとに発車して桶川駅に停車していたので、時々乗って帰っていたよな~と……。懐かしく思えました。

帰りに水上駅一つ手前の上牧駅へ寄り道。ここまで来るだけで積もった雪はうっすらで、しかも顔を覗かせた太陽に降る雪がキラキラと輝いていました。