私メは真央選手を応援しているし、キム・ヨナ選手はどちらかというとアレルギーがあった。
それはスケートどうこうっていうことではなく
マナーの問題。
それと「真央ちゃんよりキム・ヨナ選手のほうが優れてる」キャンペーンをなぜ日本のマスコミがやるのかも理解できない。（男子の羽生くんや大ちゃんの得点は参考記録ってつけるのに…）
ただ、彼女のスケーターとしての実力は認めている。（スケオタだからね…）
特に冒頭で跳んでくる３回転３回転のスピード、幅、高さ、そして流れは秀逸だ。しかも最高難易度のルッツからのコンビネーション。
（ちなみに全日本で３位になった宮原知子選手もこれと同じコンビネーションを跳んでいる）
佐藤コーチがよく「スピードに乗って繰り出されるジャンプ」と言っているが、まさに彼女のジャンプがそうだ。
最初のドルトムント（ドイツ）の大会のときには、フリー後半は明らかに疲れが見えた。
３連続も１回転-１回転-１回転になってしまっている。
やはり実戦から離れていたことは大きいのだ。
しかし、韓国ナショナルに登場した彼女は違っていた。
ショートでは転倒、ジャンプのすっぽ抜けなどがありながら、リカバリーで2ndジャンプに３回転を跳び、
フリーはほとんどノーミス（見た目は。プロトコルまだ見てないから…）
以前よりも身体の柔軟性がなくなっているように見えるが
はっきり言って、強い。
彼女に対抗できるのはイタリアのカロリーナ・コストナー選手と真央選手くらいだろうと思う。
ではマスコミが言うように、トリプルアクセルを跳ばないと真央ちゃんは勝てないのだろうか。
いや、アクセルよりも３回転-３回転（３フリップ-３トゥループ）を装備したほうがいいと思う。
練習ではやっているようだが、トリプルアクセルよりこちらのほうが得点は稼げるからだ。
ただし、真央ちゃんはどうしてもトリプルアクセルを跳びたいようで…。
佐藤コーチも抑えられないかもしれない。
今は他の技術をかためるときだと佐藤コーチが説得しているのに
マスコミはこぞって「トリプルアクセル」と煽る。
禁煙中のヒトが、ガマンしてるのに、まわりで「どうですか？一本」と勧めてるようだ。
本人のモチベーションのことも考えたら、調子がいいようなら４大陸にプログラムに入れて
回転不足をとられないか、認定されるか、試してみてもいいかもしれない。
これで安藤美姫選手も復活してくれば試合はますますおもしろくなるのだが…。
来季はソチオリンピック。戦いはますます激しくなりそうだ。
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