木曜日…。シフト募集の貼り紙に
『井脇』 と名前が書いてあった日である。
も~残業オバちゃんとバトルやらかすなら出てこなきゃいいのにっ
と思っていたら、今日の残業オバちゃんはがんばって仕事をこなしていたため
井脇のババアが怒鳴りだすことはとりあえずなかった。
私メの相方も
「すごいですよ~この1週間、残業オバちゃんが見違えるように働くようになって。
今日もがんばってるので、タイムスケジュール20分遅れくらいで済んでるんですよぉ」
…と言っていた。
あの、20分遅れで「がんばってる」って…
十分遅いじゃん。
そんな話をしていたら、井脇のババアがやってきて
「アタシがさ~、あの残業に言ってやったんだよ。辞めちゃうヒト(私のこと)は仕事が速いから
よっぽどがんばらないと、仕事が終業までに終わらないよって。」
…別にそれ、井脇が言うことじゃないじゃん。
でも、とりあえず残業オバちゃんががんばってくれてるみたいだから(20分遅れでも)
良しとしよう。
しかし、相変わらず指図しないといられない井脇。
「ちょっとアンタ、そろそろ窓ふきしないと間に合わないよ」
と残業オバちゃんに指図していたが、残業オバちゃんは相変わらず聞こえないふりをしていた。
…その後、残業オバちゃんと井脇のババアの終業時間がやってきた。
井脇のババアはいつものよーに5分もしないうちに、更衣室から出てきたのだが…
残業オバちゃんはいつまでたっても出てこない。
30分ほどして、私メの相方が小銭の両替で事務室に入った時、なんと
残業オバちゃんは『おむすび』 を食べていたらしい。
「あたしさ~、これから向こうの店舗で店長と面談なんだよね。あたしはこれから木曜日は
12時までって聞いてるんだけど、井脇さんに2時までじゃないとおかしいって言われたから
もう一度、店長に時間の確認してくる。」
と言っていたそうだ。
アナログ店長、納品の現場知ってるのかな?
あんまり把握してない状態でシフトを組んでいるっぽいから不安なのだが、でも私は辞めるから
ま、いーかっと思っているのであった。
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