アナログ店長が本格始動してから、店の様子がガラっと変わった。
なんというか…すっきりとしたのだ
今までの店長の場合、店頭に、たいてい一押し商品の台が飛び出したように配置されていたのだが、飛び出す台が無くなって、整然と一列に台が並んでいた。
店内も、余分に飛び出した台が無くなり、てんこ盛りだった果物や野菜などの青果が、スッキリと配置されていた。
前店長・アイスマンは整理整頓第一のヒトだったが、店頭や、青果物などは
「てんこ盛りにすると、お客さまの購買意欲が刺激されるものなんだ」
」と言い、てんこ盛りを徹底していた。
しかし、今回のアナログ店長は
「あんまし積むと、傷むし見た目もスッキリしない。」
と言っていたらしく、売り場はかなりスッキリしていた。
…アイスマンは移動直前、ほとんど店に顔を出してなかったから、わからなかったのかもしれないが、大量の在庫品が、冷蔵庫にも、在庫置き場にも散乱していたのだが
アナログ店長就任直後から、目に見えて在庫品は減って行き、今では店内と同じく、在庫置き場も冷蔵庫もすっきりしてしまったのである。
まさにスマートな店づくり。
しかし、前の店長の置き土産、在庫の山はどの店長でも就任直後、必死で無くそうとしているようだ。それは前店長・アイスマンもゆるキャラ店長、そしてオレさま店長も一緒だった。
店長によって変わる店づくり。売り場の配置もそのうち変えるだろうから、覚えるのが大変そうだと思う私メである。
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