さるさる日記がなくなってしまってからおよそ一年。いろいろありましたが、ようやく日記が書ける状態になったので再開いたします。
 
さるさるでは『オレさま。』というテーマで日記を書いていたのだが、バイト先のスーパーのオレさま店長もめでたく転勤となり…少し肩の荷が下りたのもつかの間…。
 
最近、クレーマーのお客がバイト先にたびたび現れるようになったのである。時間帯は夕方から閉店までの間で週に2~3回はご来店していたのだった。
…少し長くなるので2日に分けて書こうと思う。
 
まず最初の犠牲者は私メと土曜日のシフトが一緒の女子高生である。カゴ一杯に商品を入れていたクレーマーオヤジ。彼女がそのクレーマーオヤジを手伝ってカゴをレジ台に上げようとしたところ…いきなり
 
 「テメー!!オレに力がないと思ってんのかっ!!」と怒鳴りだしたのである。
 
女子高生は驚きつつも、やはりサービス業を2年やってきただけのことはある。ひきつった笑顔をつくり
 
「いえ、お荷物が重そうだったので…。汗と返した。しかしそこはクレーマーオヤジ。
そんな作り笑顔のお姉ちゃんを許してはおけない。
 
「なにを~~~!!オレはそんなに年寄に見えるのかっ!!荷物持ちの手伝いなんてのはよ~ババアやジジイにするもんだろっ!テメエ、オレをバカにしてんのか!!むかっとブチ切れ、「ここの店は店員の教育はどうなってんだ!?お客をバカにしやがって!」と大騒ぎを始めたのである。
 
ネチネチ怒鳴られまくった女子高生はとうとう泣きだし、泣きつつも当日は2名体制だったためレジは止められず…泣きながらレジ打ちをしていた
 
私メの友人のオバちゃんアルバイトがなんとかクレーマーをなだめようとしたが、鬼のように怒り狂うクレーマーに店長を投入することを決めた。
 
しかし、悪いことに店長は他店舗にいたため、携帯で対応しながらうちの店舗に移動し、最終的には店長が店に到着するまでに30分以上を要した。
 
またまたクレーマーオヤジは怒鳴った。「遅い!!お客をこんなに待たせやがって!!この店はどうなってんだ?!」
 
…別に誰も引き留めたわけではない。勝手にオマエが居座ったのであろう。
 
結局、店長は「店員の不始末は自分の責任なので、何かご不満があったら店員ではなく教育係の私に言ってください。」と言ってその場を収めたのである。
 
そして、「彼には事務的に対応してください。普通に対応すると何で暴発するかわからないから」と店員に通達をだした。
 
しかし、彼はただのクレーマーではなかった。その後、品物や店員の態度でクレームをつけるというよりも、店とは何も関係のないような所で怒りを爆発するようになっていったのである。