おはようございます。
仕事前に書き終わらなければ冒頭の挨拶を書き直してまた昼に書くかな。
職人来るなー(・ε・` )バルバソ(怠)です。


さて、おじさんの愛した40年物のギター、アリアプロ2のレスポールカスタム。
長かったリフィニッシュ計画も最終章です。最後までお付き合い下さい。



前回のあらすじ
お気に入りのパンツと一緒にとりこみます。
毛が抜けて毛が抜けてもうたいへん。
今度は部屋干ししよう。



サンディングシーラーを削りまくった後、拭き取って4時間ほど干しました。
ってか昼飯食って昼寝したら起きたら17時だった。せっかくの休みをタイムワープした。

なんで寝る前は気にならなかったのだろうか?
起きたら部屋の中がシーラーを削った粉で真っ白だった。数年寝たかと思った。

さて塗るか。眠いけど。

仕上げはラッカーフィニッシュです。
私は整備の仕事もしてたので板金塗装を仕事でしてた過去がありまして、
別にスプレー缶でもテリテリーヌに仕上げる程度のスキルは元々持ってたりします。
ナイス杵柄。
因みに我が家にエアガンもありますが単純に塗る量で使い分けます。

スプレー汁ブシャーーーー

でけた。
塗って返して塗って30分眺めて、塗って・・・
4回ほど塗り重ねましたヽ(・∀・)ノイエステリテリーヌシルブプレー
今夜も干して出掛けよう。近所の蕎麦屋さんにひやしたぬき食べに行こう。



乾いたら最終工程。軽く二日酔い。
うーん、このままでもいいような感じなので蛇足にならなきゃいいけど。

リフィニッシュの達人たる先人達は水研ぎしてからバフがけしているようなので、
そんなら私も真似してポリッシャー(ノ`△´)ノそいそーい

ブィーーーンブィーーーン
この為に買ったポリッシャー(後に車掃除用になる予定)めちゃ楽しいヽ(・∀・)ノ

でけた。
どっから見てもピカピカ( ☆∀☆)やってよかった。むしろもっと磨きたい。
こうなるとやっぱり左側の木目が気にくわないのだけれど・・・(・ε・` )



部品はほぼ朽ち果てていたのでもう買っちゃった方が早いと判断(* ̄∇ ̄)ノ
キンキラキンからギンギラギンにさりげなく交換。おじさんは気付くのだろうか?
てかそもそもおじさんはこのギターの事を覚えているのだろうか?

・・・・



・・・さて、
あとは指板とフレットを磨いて仕上げの組み立てといきますか!
ここからは劇的before afterをお楽しみ下さい(* ̄∇ ̄)ノ


ヘッド部 before
こう見ると飴色になった塗装もわるくなかったなぁ。いまさらだけど。
写真より数段ヤバかったけど。カビってすごいなって感動したくらいですが・・・

after
何て事でしょうヽ(・∀・)ノ
匠の巧みな企みで逞しく卓越したたく・・・たく・・・
とにかく何もかも削り取ってもう全くの別物ですね(笑)
私的にはいいものになったつもりです。



ブリッジ部 before
うわぁ、今見てもこれはドイヒーだわwww
まるで古びた公園の遊具のようなヴィンテージ感を醸し出す動かないブリッジも・・・

 after
何て事でしょうヽ(・∀・)ノ
匠の炊くご飯を沢庵で沢山食べたいなぁ。
ブリッジは信頼のGOTO製の物に交換してピカピカと光って・・・ん?
なんかブリッジのピカリがおかしいと思ったら保護シール剥がしてないwww
ほんとに別物になりすぎましたねΣ(゜Д゜)面影がほとんどありません。



ボディー部 before
ビロードの様に張り巡らされたカビ。くすんだ塗装。ひび割れ。
管理のずさんさが浮き彫りにされまくりまクリスティなこちらは・・・

after
何て事でしょうヽ(・∀・)ノ
たく・・・たく・・・宅配便さんほんとに何度も配達してくれて影の立役者です。感謝します。
エスカッションなどは黒に交換、ピックアップはあえてのそのまま。
電気系はジャックだけ新品に交換して出来るだけ当時の音を残しました。
おじさんへのリスペクトからあえての部分がチラホラ。おもひでぽろぽろ。



ってことで
完成ヽ(・∀・)ノ!!
なかなかの仕上がりに自己満足です。
こうしておじさんの愛した40年物のギターは無事に復活したのでした。
きっと「出張から帰ったら突然娘が金髪になってた」くらいの衝撃は受けるでしょう。
しかし「親友が知らないうちに亡くなってた」よりはいいのだと思うのです(笑)
おじさんには娘さんが金髪になった経緯をお話しして受け止めていただこうと思います。

きっとわかってくれると信じて・・・



さぁて、しまうか。←弾かねぇのかよ!?

おわり。