人は見かけによらない。

人を見た目で判断してはいけない。

だから私も彼を信じようと思います・・・




先日、地元の中学校近くの交差点で彼をみかけました。
彼は他人とは違う感性を持っているのだけなのかもしれない。
ただ自分を表現したかったのかもしれない。

だけど、その時の私は見ないふりをして走り去ってしまったのです。



今思えば彼は全力で資源を、いや、排泄という行為を通して世相を・・・
・・・未だ私は彼の高みに近付けないでいる。







肌寒い秋空の中、薄手のシャツを着ていた彼。

顔中にグルグルとトイレットペーパーを巻き、目だけギラギラしていた彼。

自転車のかごには非常時のためだろうペーパー。

何処に行くでもなく交差点を回遊していた彼・・・

サーーっと私の車に近付いて来た彼と確かに目があった。

一瞬の躊躇の後、信号の変わり目にあわてて私は走り去ってしまった。



わかってる。
人を見た目で判断してはいけない。
人を見た目で判断してはいけないのだ。




挨拶もせずに申し訳ない。
こんにちわ。バルバソです・・・