こんにちわ。
忘れられてそうだから何度でも言います。
読書ブログです(笑)
バルバソですよ。


ええ・・・
そうですね。
仕事中の読書は怠ってませんね。
・・・なにか?




「リビング」 (中公文庫)((文庫))
重松 清 (著)


内容(「BOOK」データベースより)

ぼくたち夫婦は引っ越し運が悪い。今回の新居は完璧、だったはずなのに…
ディンクスの夫婦は互いにぶつかりながら、
隣家とまじわりながら、共に生きることを確かめあっていく。
四季折々に紡がれた連作短篇『となりの花園』を縦糸に、
いとおしい毎日のくらしを横糸に、カラフルに織りあげた12の物語集。




縦軸の連作もさることながら、どの話も「ありそう」な悩みや日常に共感が持てます。
家族間関係、近所付き合い、親族付き合い・・・ちょっと大人向けかなぁ(笑)

地元の同窓会に参加しに、束の間の自由と青春を謳歌しつやろうと、
わざとプチ不良妻になってみる(がなりきれない)「一泊ふつつか」が好き。
面白かった(≧∇≦)!






そもそも「家」ってどんな場所?


あー(´・ω・`)普段そんなに大事に思ってないかも・・・
帰って寝るだけだったり、用事がなけりゃ部屋から出ないなんて日もあるし。
たまに気が向いてリビングに居ると、所在無さを感じたりするけど、
やっぱりどこかでそこが居場所じゃなくちゃいけない気はしてる。

家族を疎ましく思う事はあまりないけど、自分自身が疎ましい・・・
でもやっぱりそこに居る。やっぱり帰って来る。
それってなんだろう?


野生のラッコは、潮流で流されないように海草を体に巻きつけて眠るけど、
水族館のラッコは、ラッコ同士お互いに手をつないで眠るんだよ。

そんな話を聞いた。


ラッコだってそこに居たいんだよね。
知らない場所に流れていたなんていやだし、
誰も何処にも流されてしまわないでほしい。
もしかしたら家や家族って何処にも行ってしまわない為の
「ラッコの手」なのかもしれない。