おはようございます。


お世話になっているブロガーさんが「おなら」について書いていました。
拝見していたら、私の脳内にフラッシュバックがおこりました。



私は小学生でした。
田舎なので、学校までの長い田圃道を登校班で纏まって行きます。

その朝も、我家の前で待ち合わせをしていました。
登校時間が近づくと、いつものように数人が集まってワイのワイのと駄弁り始めました。

すると、我家のねこ様である「たま」さんがテクテクと歩いて来ました。

たまにゃんはお迎えも出来るかしこいねこさんでした。



「あっ!たまだ!」


誰かが言いました。
たましゃんはちょっとした有名人(有名猫)です。

その悠然と歩みを進める姿は、我々の王たるにふさわし・・・
すいません(゜∇゜)またやっちゃいました。


たま氏は道路脇の畑を歩いて来ると、我々の近くで立ち止まりました。


「お見送りに来たんだ!」

誰かが言いました。
たまにゃーの株が急上昇です。

私も鼻高々。

しかし、暫く我々の方を見ていたたまちんは、90度向きを変え、
おもむろに穴を掘り出しました。

私はイヤな予感しかしませんでした。

刹那、案の定四つ足を揃え、掘った穴にお尻をつきだすたましゃまの姿が。

何故か皆さん笑いをこらえて大注目。



「・・・だすぞ・・・」

誰かが言いました。
そして・・・



「プ~~~~・・スッ」

生まれて初めて永遠に感じる瞬間を味わいました。

そして、たまわんは当然の様に足を蹴りあげ、


「ザッザッザッ」


・・・


「あれ?」

我々はキョトンとしました。
なんと、たま乃助は埋めたのです。

自らの「おなら」「埋めた」のです。

やりきった顔をしてその場を去ろうとするたま殿を、
全員が開いた口も閉じぬまま見ていました。

そして我々は顔を見回し、

誰かが吹き出したのを皮切りに堰を切ったように爆笑しました。


「たまが屁~うめた!?」

「ギャハハハハ!」

皆が言いました。
たまにょんの株は大暴落です。
私の鼻はポッキリ折れました。



登校中も学校でも「ねこへ」の話題で持ちきりでした。
一躍時の人(時の猫)です。

自分が笑われているとも知らずに、
帰宅した私を「にゃー」なんてお出迎えするたまにゅがたまらなく愛しくて、
きつく抱きしめました。



ような気がする( ̄∀ ̄)
バルバソです。