「車輪止め」?を買ってみた | 1910番のどーでもいいブログ

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日常の出来事をテキトーに書きます。
趣味の鉄道・鉄道模型の話題が多いです。
小学生のころ、“しょうじょう”をたくさんもらった作文のうでを生かしていきたいとおもいます。
あまり期待しないでくたさい。


先日、久しぶりに“ホビセン”ことホビーセンターカトー東京店に行ってきました。
仕事終わりの18時頃に着いたのですが、もう真っ暗で風も心地よく、すっかり秋になった感じです。


ライトアップされたホビーセンターカトー東京店


で、予定外にこんなものを購入…。


謎の小袋


たまたまレジの横に置いてあって、気になったので購入。
完全に予定外だったので家に帰る頃には買ったこともすっかり忘れ、危うくカバンの奥底に沈んでいく所でした(笑)


なんでしょう


取説は無く、使い方はQRコードを読み取って確認するようです。
まぁ無くても大丈夫そうですが…。

中身を見てみます。


これだけ見てもよくわかりません…


このような宇都宮ライトレールみたいな色の小さなパーツが2個入っています。
着色済みの3Dプリンター製です。
大きさがよくわからないので、近くにあった車両を持ってきました。


君は?


登場したのはKATOのE231系近郊形です。
今日まで仕様を変えながら多くのバリエーションが発売された車両ですが、こいつは実車が登場してすぐに発売された最も初期の製品で、しかもパーツも取り付けていないという今までどこで何をしていたのかわからない車両です。
それがなぜ今出てきたし…。

閑話休題、購入したのは「車輪止め」です。
車輪止めは留置している車両が勝手に動かないよう、車輪に噛ませるように設置するものです。


設置例


会社によって「手歯止め」とか「ハンドスコッチ」とか様々な呼び方があります。
「手歯止め」が最も一般的かな。
設置の仕方も線路の勾配等の条件に合わせて変わってきます。
写真のように先頭車の運転台下の車輪に“両抱き”で設置するのが一般的かと思います。

模型の方も設置していきましょう。
KATOの製品ですが、1910番は親の代からTOMIXユーザーなので線路はTOMIX製になります。
もちろんレールの幅は同じなので問題なく設置できます。


レール間に押し込みます


本来とは逆の手順ですが、設置した車輪止めの上に車両を乗せてみます。
ちゃんとレール間に嵌まっていないと車輪が浮いてしまうので、強く押し込んでおきます。
後で外せるか心配…。


置きました


どうでしょう…。
もう少しアップで。


しっかり設置できています


しっかり車輪を抱えています。
真横から見ればベースも目立たず、結構リアルに見えると思います。
なお、この状態で走らせようとすると間違いなく脱線するので注意が必要です。
車輪止めはあくまで止まっている車両が勝手に動かないようにするためのもので、走っている車両を止める効果はありません。
現実世界でも撤去を忘れて発車してしまい脱線する事故が起きています。

着脱が面倒なので走行レイアウトで使用するのは不向きだと思いますが、ディスプレイしている車両に使用すれば、車両のズレを防ぐ本来の用途と共に足元も引き締まり、効果はばつぐんだと思います。


余談ですが、強く押し込み過ぎてしまい、案の定レールから撤去するのに苦労しました(笑)
3Dプリンター製ということでちょっとした衝撃で破損しないか心配しましたが、最近のものは結構しっかり出来ているんですね。
多少強引に外しても大丈夫でした。

この製品は実験的な販売だそうで、今のところホビーセンターカトー直営店とオンラインショップのみでの販売となっています。
値段は税込み660円と絶妙なところです。
他にも昇降台や入換信号機などもラインナップされています。
気になる方はホビーセンターカトーのホームページを見てみてください。
(1910番は決して関水金属の回し者ではありません…。)


では、今日はこの辺で…。