鉄コレ?バスコレ?DMVを購入 | 1910番のどーでもいいブログ

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日常の出来事をテキトーに書きます。
趣味の鉄道・鉄道模型の話題が多いです。
小学生のころ、“しょうじょう”をたくさんもらった作文のうでを生かしていきたいとおもいます。
あまり期待しないでくたさい。


5月31日ということで、E531系の写真でも貼っておきます。


安全確認カメラの無い5両編成はまもなく見納めです

同じく、安全確認カメラの無い先頭車同士の連結もまもなく見納めです


10両編成の赤電が運転を開始して1ヶ月以上たちますが、実はまだお目にかかっていません…。
ほぼ毎日常磐線を利用しているのですが、よほど巡り合わせが悪いのでしょうか…。
5両編成のほうの赤電も最近見かけません。
こちらは車両故障で運用を外れているそうで…。
あと3年くらい赤電の装いで走るそうですが、果たして赤電15両編成が再び実現する日は来るのか…。


本題に入ります。

ついにDMVの完成品模型が発売される時代になりました。
乗ったことはおろか見たことすら無いですが、気になったので購入してみました。


これがDMVだ!


そもそもDMVは何かというと、デュアル・モード・ビークル(Dual Mode Vehicle)の略で、簡単に言えば道路と線路の双方を走行できる鉄道車両の機能を持ったバスのことです。
国鉄時代から研究が行われていたそうですが、2021年12月に阿佐海岸鉄道で世界初の本格運用が開始されました。
今回模型化されたのは、その阿佐海岸鉄道のDMV93形です。
鉄コレ・バスコレのダブルブランドでの発売となり、パッケージには双方のロゴが入っています。

早速開封していきましょう。


レールが斜めだな…


バス本体のほか、道路と線路の境界であるモードインターチェンジを模した道路(線路)も付属します。
レールが斜めにズレてるな…と思って開封したら、最初から斜めになるようにパッケージされていました(^_^;)

まずはバスのほうを観察…。


阿佐海岸鉄道DMV931


今回のプロトタイプは、阿佐海岸鉄道が3台所有するうちの1号車であるDMV931です。
青い車体に宍喰駅のイセエビ駅長が波乗りしているデザインになっています。
車体はトヨタのマイクロバスである4代目コースターをベースに改造されたもので、鉄輪を収納するためボンネットスタイルになっているのが特徴です。

そしてこの車両のアイデンティティであるモードチェンジ機能も実装されています。
車体を裏返してみると…。


なにやらスイッチが…


車体裏側に【◀️ ▶️】と書かれたスイッチがあります。
このスイッチを動かすことで鉄輪が出し入れできます。
余談ですが、車体裏側に書かれた例の数字は1968となっていて、鉄コレからの連番のようです。
先に書いたように鉄コレ・バスコレのダブルブランドでの発売となっていますが、取り扱い上は鉄コレということなのでしょうかね。

それでは、早速モードチェンジです。
まずはバスモードから。


バスモード


鉄輪は収納され、ゴムタイヤのみが接地しています。
続いて鉄道モードへ…。


鉄道モード


鉄輪が降りて、車体は少し斜めの状態となります。
後輪は鉄輪とゴムタイヤが両方とも接地していますが、これが正しい状態です。
鉄輪は線路を走行する際にレールから落ちないようにガイドの役目をするだけで駆動力は持っておらず、後輪のゴムタイヤがレールに接して駆動することで走行します。
製品では鉄輪は無塗装で金属そのものの色ですが、側面を黒く塗ればよりリアルになるでしょう。

続いて線路・道路のほうも見てみましょう。


線路~道路


線路・モードインターチェンジ・道路から構成されており、それぞれ分割できます。
線路はトミックスのファイントラックS70そのもので、モードインターチェンジ部はワイドトラムレールに印刷を施したもの、道路もバスコレ走行システムと同じものです。


70mmごとに分割できます


モードインターチェンジ部は印刷表現ですがリアルです。
よく見ると線路の終端に車止め標識がありますね。
標識の設置は省令で義務付けられており、実際のモードインターチェンジ部でも地面に貼り付けられているようです。


モードインターチェンジ部


最後に、これからのDMVの発展(実物・模型双方とも)を願い、レールに載せて記念撮影です。


出発進行!


今のところディスプレイモデルなので自走はしませんが、将来的には動力ユニットの実装も実現するのでしょうか。
サイズ的に難しいかもしれませんが、トミーテックさんならやってくれると信じて待つことにしましょう。
また、せっかくなので緑色の2号車、赤色の3号車の製品化もお願いしたいですね。


では、今日はこの辺で…。