本題に入る前に、先日久しぶりに“メッカ”ことホビーセンターカトーに行ってきました。
仕事終わりなので夕方に
赤い電車がライトアップされていました
E531系赤電の発売を記念して、勝田車両センター展が開催されていました。
※現在は終了しています。
パネルの色もあずき色です
日曜日の夕方でしたが来場者はほとんどいませんでした…。
本物のヘッドマーク
ささやかな展示でしたが楽しかったです。
行って損はありませんでした。
勉強になります
さて、、
自宅に戻りまして、先日発売されたE531系赤電タイプを開封していきます。
赤箱
勝田車両センター開設60周年を記念して、赤電塗装となったE531系K451編成を再現した製品となります。
水戸にて
実車は国鉄401系登場時のカラーリングをイメージして昨年11月から営業運転を開始しました。
最初見たときは強烈な『コレジャナイ感』がありましたが、慣れれば好く見えてきます。
今や常磐線・水戸線の人気者です。
当初は2023年3月までの運行予定でしたが、つい先日に2026年までの延長が決定したので、まだまだ活躍が見られそうです。
ここ最近は水戸線や常磐線土浦以北をメインに走っていて、上野方面に来たのは数回程度のようですが、また上野口でも見られる日が来ることを期待したいです。
では早速中身を見ていきます。
コンパクトにまとめられています
製品は4両用サイズのケースにコンパクトにまとめられています。
実車とは異なる部分があるので“タイプ品”となっており、赤い箱のラウンドハウスブランドでの発売となりました。
まだパーツは取り付けていません
良く出来ています。
元々KATOのE531系は良い出来だと思っています。
パンタ回り
何年も前、初めて手にしたとき驚いたパンタ回りの精密感。
以前も話題に出しましたが、交直切り換えブレードは直流側になっています。
まぁ気にする人はいないと思いますが…。
ちなみにモーターは最近話題のスロットレスではなく、従来製品と同じものが搭載されているので、既製品のE531系とも問題なく連結できます。
付属のシールは新規に作製されたものが付属しています。
付属のシール
欲をいえばもう少し水戸線・常磐線北部方面の内容を充実してもらいたかったところ…。
今後の製品展開にも期待です。
タイプ品と謳いつつ、今回新規に作製されたパーツもあります。
前面の裾のほうに注目です。
ATS表記の下あたりに注目
ワンマン化改造に伴いホーム検知装置が取り付けられた状態が新規パーツにより再現されています。
従来の製品にはホーム検知装置はありません
ちょっと失礼して前面パーツを外してみます。
お面を外します
従来の製品は、青帯の部分が車体側にありましたが、今回の赤電では上から下まで一体となっています。
左:赤電 右:従来品
従来品のまま赤電塗装にすると不自然な分割線が入ってしまうので新規パーツの作製となったのでしょうか。
お面の大きさも全然違います
何が足りない?
やはり側面の「安全確認カメラ」が無いのが残念です。
タイプ品なのでやむを得ないことですが、前面パーツを新規に作製した勢いで車体も新規に作って欲しかったところです。
E531系の付属編成は全編成がワンマン化されると思われるので、今後のバリエーション展開にも期待できたのですが…。
カメラはよく目立ちます
まぁ、サードパーティーからカメラのパーツが発売されている模様なので、リアルな姿を再現したい場合は要加工ですね。
1両に4ヶ所、5両編成で合計20個必要です
カメラの下には、カメラが動作している旨を示すステッカーも貼付されています。
さらにリアルな姿を再現したい場合は必須のアイテムです。
「安全確認カメラ作動中」と書かれています
そういえば、水戸線でワンマン運転が始まる前には別のステッカーも貼られていました。
現在は剥がされていますが、確か東北本線対応の3000番台だけに貼られていたと記憶しています。
※どうやら川重製の編成のみカメラの位置が低いようです。
車体構造の都合でしょうか。
余計なお世話かもしれませんが、改造・加工を検討されているモデラーのみなさま、参考資料収集の際には十分ご注意ください…。
そしてKATOさんには是非ワンマン対応のE531系を新規に作って貰いたいところ。
そして前から申し上げております通り、415系の続編も何卒何卒…。
最近、常磐線は何かと話題が多いので、鉄は熱いうちに打ってもらいたいと思う今日この頃です。
では、今日はこの辺で…。