本日、全国的にダイヤ改正が実施されました。
首都圏では185系・215系の定期列車からの引退や終電時刻の繰り下げなどが話題ですが、1910番の地元茨城県では、新しい駅が開業しました。
あいにくの天気ですが、せっかく仕事もお休みだったので行ってみることにしました。
途中、同じく茨城県民の船長氏と合流し、目的地を目指します。
まずは常磐線で勝田に到着。
ここまで乗ってきたのはこんな列車でした…。
いつものE531系ですが…
「ワンマン」表示のE531系です。
今日から水戸線の全列車がワンマン化されたのでした。
直通運転を行う常磐線内もワンマン運転となります(ただし高萩発は水戸まで車掌乗務)。
東北本線の黒磯~新白河間ではすでにE531系のワンマン運転が行われていますが、常磐線・水戸線内でワンマン表示のE531系を見るのは、慣れるまで少し時間がかかりそうです…。
ホーム横の留置線では、国鉄色のE653系がお出迎えです。
E653系国鉄色
そしてひたちなか海浜鉄道湊線に乗り換えます。
乗り換え窓口で一日乗車券を購入。
ひたちなか海浜鉄道勝田駅
やってきたのは、井上工務店のラッピングを纏ったキハ3710-01の阿字ヶ浦行きです。
キハ3710-01
新駅は平磯~磯崎間ですが、まずは湊線の拠点、那珂湊駅で下車。
ここで新駅開業の記念乗車券を購入しました。
那珂湊駅
駅から歩いて10分ほどのところには魚市場などもあって土日は賑わっていますが、雨がかなり強くなってきたので、駅舎の待合室で次の阿字ヶ浦行きを待つことに…。
約40分後、続いてやってきたキハ11-5に乗車します。
JR東海からやってきた車両ですね。
新駅を通り越して、終点の阿字ヶ浦まで来ました。
阿字ヶ浦駅
ホームでは屋根の設置工事が行われていました。
屋根の設置が進む
かなりの大雨になってますが、頑張って駅舎を撮影(^_^;)
ドラマやCMの撮影で何度も使用された風情のある駅舎があります。
現在は湊線の終点ですが、2024年の春には国営ひたち海浜公園方面への延伸が予定されており、まもなくこの駅にも大きな変化が訪れようとしています。
1面1線のシンプルな駅ですが、長さは3両分あり、なんとホーム柵(ホームドアじゃない)と非常停止ボタンまであります。
省令で設置が義務付けられたりしているのでしょうか…。
湊線一ハイテクなホーム
ホームからの眺めはこんな感じです。
地平線まで畑が広がります。
地球が丸く見える気がします
そしてホームの裏手を見ると、駅名の由来にもなった美乃浜学園が見えます。
沿線の3小学校、2中学校を統合した小中一貫校で、来月4月から開校します。
ホームから見る美乃浜学園
駅の外へ出てみます。
もちろんバリアフリーです
ホームの下から急に現れる道路。
これがこの駅に通ずるメインストリートです。
描写バグかな
嘘です。
駅前には立派なロータリーが出来ています。
今のところ駅前には自動販売機すら無く、これから発展していくのでしょう。
駅前広場
何もすることが無いので、再びホームへ戻ってきました。
誰もいません
よく考えてみたら、開業日にこの寂しさは異常です。
この間約20分、駅には1910番と船長氏の2人以外誰もいませんでした。
実は開業記念式典も行われる予定でしたが、荒天により中止に。
とても寂しい開業日になってしまいました…。
船長氏、体力の限界
屋根があっても雨は凌げず、びしょ濡れになりながら待つこと約20分、最初に乗ったキハ3710-01が戻ってきました。
天国から迎えに来たように感じた
結局、ここから乗車したのは1910番と船長氏の2人だけ。
降りた人もいましたが、普通の地元利用者だったように見えました。
この列車は阿字ヶ浦行きで、再び終点の阿字ヶ浦駅に戻ってきました。
キハ3710-01(阿字ヶ浦にて)
一日乗車券を有効活用し、美乃浜学園~阿字ヶ浦間を2往復することで、美乃浜学園駅の滞在時間は20分に抑えることができました。
もし順当に阿字ヶ浦→美乃浜学園→勝田と乗車した場合は40分以上待たなくてはならず、この悪天候ではちょっと耐えられない気がしました。。
阿字ヶ浦からキハ3710-01で乗り通し、勝田に戻ってきました。
一段低い湊線ホームは川のようになっていました…。