我孫子発!踊り子で行く伊豆急下田日帰りの旅(後編) | 1910番のどーでもいいブログ

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日常の出来事をテキトーに書きます。
趣味の鉄道・鉄道模型の話題が多いです。
小学生のころ、“しょうじょう”をたくさんもらった作文のうでを生かしていきたいとおもいます。
あまり期待しないでくたさい。


伊豆急下田日帰りの旅、後編になります。

時刻は15時を回って、そろそろ帰路につかないと今日中に帰れなくなります。

早過ぎだと思われるかもしれませんが、それほど遠いところへ来たのです。

で、帰りの列車ですが…。


次の列車は…



きっぷ売り場のモニターを見ると、伊豆クレイルに空席の表示が…。

今日乗らないと二度と乗れないと思い、181氏と満場一致で、小田原まで伊豆クレイルに乗車することにしました。


8000系と651系



「伊豆クレイル」は、ご存知常磐線で活躍していた651系4両編成を、改造に改造を重ねて誕生したジョイフルトレインです。

改造はされていますが車体はそのままで、どう見ても651系です。

“クレイル”はイタリア語のCresciuto(クレッシュート=「大人の、成長した」の意)、train(トレイン)、ile(イル=「~に適した」の意)の造語で、“大人に適した列車”という意味になるそうです。

1910番が適しているかはさておき、最近のジョイフルトレインにはドレスコードが存在するものもあり、そっちのほうが心配でしたが、幸いそのようなものはないようです。


元K206編成です



ドレスコード云々の前に、発車直前でも乗車できるのかという話ですが、座席が空いていれば可能です。

座席は全てグリーン車指定席で、1・3号車は食事がセットになった旅行商品として発売されていますが、4号車は一般的な指定席車両です。

発車直前でも、空席があったので窓口で指定券が購入できました。

ちなみに2号車はパブリックスペースで、座席はなく、バーカウンターとラウンジになっています。

そんなわけで、4号車に乗車です。


グリーン車に乗るのは久しぶりです



駅員さんのお見送りを受けて発車。

乗車率は50%ほどでしたが、やはり海側がよく埋まっています。


お見送り



指定は山側になりましたが、往路が海側でしたので、復路は山側の景色を楽しむことにします。

車内には、走行中もずっとBGMが流れていて、1910番的には落ち着きません…。

ただ、ドアチャイムがE231系とかと同じものになっていたのには驚きました(笑)


座席は海側が青色、山側が緑色となっています



グリーン車を名乗っていますが、シートピッチは普通車時代のままのようです。

しかし列車種別は快速なので、普通列車グリーン券で乗車できます。

所要時間は踊り子号とほとんど変わらないのに、特急形車両の座席に、しかも踊り子号よりも安く乗ることができます(ただし小田原までですが…)。

無理にシートピッチを変えて、窓割りと座席の位置が合わなくなるよりはマシですね。


山側の景色



伊豆稲取を出ると、海岸線のビューポイントで一旦停止しました。

さすが観光列車、「スーパーひたち」の頃とは違い、時間を気にせず走ります。


夕暮れの海の彼方に伊豆大島



しかし、鉄道マニアとして気になるのは、景色よりもコチラ…。

駅間の何も無いところに目標もなく停まるのは難しいハズ…。

というわけで、一人で山側を見ていたら、ありました。


停目発見



山側の景色は海側には劣りますが、伊豆半島の稜線も見事なものです。


雲行きが怪しいです…



伊東では十数分停車。

せっかくなのでホームに降りてみます。


いとう



向かい側には、ちょうど「THE ROYAL EXPRESS」が停まっており、ホームを挟んで伊豆クレイルと並びました!


並びました



停車中に2号車を覗いてみました。

ギターの生演奏をやっていて盛り上がっていました。

ちなみに1910番はお酒が飲めません…。


鉄道好き以外は、お酒が飲めないとあまり楽しめないかも


まもなく発車時刻なので車内に戻ります。

伊豆急行ともここでお別れです。


さよなら伊豆急行



意外にも、伊東から結構な乗車がありまして、ほぼ満席となりました。

東海道線に入ると、あっという間に終点小田原に到着です。


駅名標も伊豆クレイル模様



伊豆クレイルの所属は国府津車両センターです。

小田原到着後、すぐに回送されてしまいました。


また会おう伊豆クレイル



小田原からは快速アクティーに乗車。

やって来たのはなんとU501編成、E231系近郊形10両編成のトップナンバーです。

運用が広範囲に及ぶ車両なので、出会える確率はかなり低いと思います。


車内にローレル賞受賞プレートがありました



だいぶ混雑していたので、次の国府津で始発の普通列車に乗り換えることにしました。


U501編成(国府津にて)



側線には、先ほど別れた伊豆クレイルが停車していました。

また乗りたいですね。


幕がなぜか「試運転」になっています



国府津から1時間ほどで品川に到着。

ここで一旦下車します。

ここまで来ると旅も終わったような感じです。


ここまで戻ってきました



しかし、家に帰るまでが旅行です。

品川からは、始発の常磐線直通日立行きに乗り換えます。

日立行きは一日一本だけの珍しい行き先です。


一日一本だけの日立行きに乗車




181氏とは日立行きの車内で解散。

1910番はそのままずっと乗車…することなく、柏で下車。

飛び道具を使って帰宅することにしました。

普段はよっぽどのことがないと乗らない特急列車…。

完全に旅行のテンションです。


特急乗っちゃいます



柏は雨でした。


雨の中、E657系到着



E657系、やっぱり速くて快適です。

速さを求める常磐線、今日乗ったどの列車よりも速く走ります。


で、家に着く頃には激しい雷雨に。。

傘もなく(あってもあまり意味なかったかも)、お風呂が恋しい帰宅となりました。


さて、今回は(も)列車に乗ることだけが目的の旅でした。

中身がない旅だと思われてしまうかもしれませんが、乗りたい列車や車両はいつまでもあるわけではありません。

1910番的には実に充実した旅でした。


では、今日はこの辺で…。

最後までお読みいただきありがとうございました。