「リーダーの易経」潜龍ブログ -2ページ目
SBクリエイティブオンライン『仕事に効く、大人の漢文【2】「逆境を乗り越える」』 監修・田部井文雄さんhttp://online.sbcr.jp/2014/04/003725.html から


尺蠖(せきかく)の屈するは、以って信(の)びんことを求むるなり。(易経、繋辞伝下)
訳)尺取り虫が体を折り曲げるのは、体を伸ばして進むためである。

 「蠖」は、「尺蠖」の形で使われ、尺取り虫を指します。「信」には、もともとは音読みが同じ「伸」に似た意味があり、「伸ばす」ことを表しています。

 尺取り虫が体をググッと折り曲げる姿は、いかにも苦しそうに見えます。しかし、その苦しみは、体を伸ばして前進していくための準備です。苦しみがなくては、前進することはできないのです。

 逆境こそが、人間を育てるものです。今現在、苦労をしているのならば、その苦しみをしっかりと味わっておくことこそが、将来のためになるのです。

 『易経』は、占いの「易(えき)」のもとになった書物で、未来を知るための方法を記したものです。現在は常に未来のためにあると考えれば、逆境を乗り越えていくこともできるのではないでしょうか。

伸びる前には縮むとか、高く跳ぶために深く屈むとかのアレですね。



帯は北尾さん

カナロコ(5月12日)http://www.kanaloco.jp/article/95597 から。

『開成で「禹王」国際学会 
日中研究者ら170人』

コピペできない仕様らしいので画像貼ります。



なんか見づらいのでニュースサイトから孫引き。

かつての暴れ川「酒匂川」と古代中国・夏王朝の治水神「禹王(うおう)(別名・文命)」の関係などをテーマにした「東アジア文化交渉学会」(会長・王敏法政大学教授)の第7回研究会が9、10の両日、開成町吉田島の福祉会館で開かれた。日本、中国、韓国、台湾など国内外の研究者と町民ら約170人が研究成果に耳を傾けた。町制60周年記念事業の一環。  
遺跡視察も兼ねた地域で研究会を開くのは、同学会では初めて。9日の全体会では、ホスト役の府川裕一町長が、中国の古典「易経」にある「開物成務」から取った町名の由来や「禹王」の名を冠した町立文命中学校を紹介。「一つの文明圏を形成する各国・地域が共通性と独自性を再発見し、相互理解を進める学会に期待する」と歓迎した。

『開成で「禹王」国際学会』という見出しを見て、開成中学or高校の話かと思ったら、開成町という地名だったのですね。

開成町、6月は『開成あじさい祭』というイベントがあるそうで。
http://kaisei-ajisai.com/



風情を感じますねえ。

あじさいちゃんという、ご当地キャラも。



あじさいちゃん、2005年誕生だから、もう10年選手です。


禹王についてはとりあえずウィキペディア 。


禹(う、紀元前2070年頃)は中国古代の伝説的な帝で、夏朝の創始者。名は、文命(ぶんめい)、大禹、夏禹、戎禹ともいい、姓は姒(じ)、夏王朝創始後、氏を夏后とした。


『禹は人徳を持ち、人々に尊敬される人物であった。また、卓越した政治能力を持っていたが、それでいて自らを誇ることはなかったという』に至っては、なんたる人格者というか、もう、易経そのものですね。
体現してます。

治水の神として、日本でも本が出てます。


で、東アジア文化交渉学会のそもそもの告知はこちら。
http://www.sciea.org/meeting07

富士山の麓に位置する神奈川県足柄地域では、1726年創建の神禹祠(現在;福沢神社)及び関連の文命(禹の別名)碑、文命祭など、一連の禹文化が過去から現代まで地域社会の品格を醸してきた。無論、禹文化の形成は「信仰・芸術」の富士山によるところが大きいと思われるが、東アジアの文化が接触し浸透し衝突し変容し融合し、縦横に広がりながら文化交渉が継続するなかで試行錯誤を繰り返し、歴史的文化的蓄積を構築してきた原風景があった。禹に関連する史蹟およびその現代社会とのかかわり方に関する研究は、まだ新しい東アジア文化交渉学という学問分野に寄与しうる好事例である。禹そのものが東アジアの共有してきた知的構築の基礎、漢字文化を象徴したシンボルだと捉えられよう。

文化の伝播とか、やはり歴史はロマンっす。
竹村亞希子先生のTwitterから、そのまんま埋め込み ( ・ω・) 「君子終日乾乾」のように、物事をぐいぐい推し進めること、ひたすら努力することを推奨する易経ですが、一方で、ただただやればいいってもんじゃない、ということも述べているんですね。