第24回阿久根市長旗九州選抜高校駅伝大会 | 陸上長距離、駅伝あれこれ

陸上長距離、駅伝あれこれ

主に大学生の長距離レースについての記事を書いていきます。

せっかく書いたのに消えました。

面倒になったので高校別に簡単に書きます。


1位 大牟田 2:07:25

有馬選手、江口選手、守口選手が区間賞、有馬選手は鬼塚選手と共に安定した柱で頼もしいです。

鬼塚選手は廣末選手、坂口選手には負けたものの区間新の走り。

米満選手が好調で4区で3位と主力に、山口選手も6区で3位とまずまず。

森選手だけが区間6位とやや遅れととってしまったがほぼ完璧なレース運びでした。

これに高園選手が加わるので安定して優勝争いが可能でしょう、更に泉選手や安田選手なども控えています。

全国でも入賞は間違いないレベルですが世羅に勝つには全員のレベルアップが必要だと思います。


2位 小林 2:07:39

大牟田に僅か14秒と背中が見える位置でのフィニッシュとなりました。

区間賞は廣末選手だけですが大幅の区間新で坂口選手にも20秒つける鬼っぷり、このアドバンテージは非常に大きいです、全国でも廣末選手を3区に使えれば面白いと思います。

山村選手が1区で好走したのは大きいです、ひょっとしたら鬼塚選手レベルにあるかもしれません。

奈須選手、松元選手も主力として安定してきそう。

何と言っても今西選手と田野選手を欠いての結果なのでむしろ大牟田よりこちらの方が上かもしれません。

都大路での連続入賞は濃厚なので3位以内を狙って欲しいところです。


3位 鳥栖工業 2:07:51

こちらも大牟田から30秒以内でのフィニッシュ。

エースはいないのですが層が非常に厚く皆が安定した走りができるのが大きいです。

区間賞は大坪選手と西野選手の1年生が取りました、4区と7区と言うことで主力間違いなしですね。

エースがいないと言いましたがやはりエース候補は古賀選手になると思います、1区で3位とまずまずの走り。

嘉村選手が若干遅れを取りましたがここが走るとかなり強力、あとは和田選手が控えているので上積みも望めます。

やはり問題はエースで古賀選手が廣末選手や鬼塚選手あたりと差のない走りが出来るようになれば九州№1も狙えると思います。

全国では今年こそ入賞を!


4位 諫早 2:08:13

ここ2年ほどかなり苦しかったと思いますがようやく戦力が揃ってきました。

坂口選手は廣末選手には負けたものの区間新の走りでそこら辺のエース級には負けないでしょう。

江島選手が1区で8位とやや遅れましたが福井選手、金丸選手などの1年生が好走と明るい材料が揃っています。

ただ上位3チームと比べると主力を欠いているわけではなく上積みがあまり望めないので差はもっとあるかと思います。

全国で戦うには新1年生の力が必要になってくるかもしれません。


5位 九州学院 2:08:33

1区の遅れが響き5位までが精一杯でしたが試験的なオーダーでしょうので問題ないと思われます。

とにかく層の厚さが凄まじいので安定して上位には来るでしょう。

区間賞は林田選手ですが6区なので当然でしょう、九学はエースを6区に使うのが好きですね。

1区は中川選手にはさすがに荷が重かったかもしれません、ここと林田選手が逆なら4位はあったでしょう。

久保選手、中神選手と2年生の主力が安定してきたのが頼もしいです、欲を言えば木村選手がもっと伸びて欲しいか。

何と言ってもダブルエースの一角森下選手を欠いているので本来なら上位3校と戦える力はあると思います、1年生2番手の高田選手がいないのも結構大きいかもしれません。

更に新1年生に神奈川の神林選手が入ってくるみたいなので戦力アップは間違いなしです。

今年は全国でも入賞が狙えると思うので頑張って欲しいですね。


6位 九州国際大学付属 2:09:51

まさか鹿児島実業に勝つとは思いませんでした。

しかし6区で橋本選手が区間13位となっていますがそれ以外は全て7位以内と安定していてこの結果にも納得です。

岡本選手、土井選手の2本柱に1年生の古賀選手が加わって安定感が増した感じでしょうか。

これに大石選手が戻ってくれば更に安定するでしょう。

ただ流石に大牟田に勝つのは容易ではないでしょう。


あと余談ですが某ブログで馬場祐輔選手を九国大付としているので間違える人がいるかと思いますが(私も当初は間違えていました)馬場選手は九産大九州ですのでお間違いなく。

ちょっと大きく書いてあったのを見たので気付いて直してくれることを期待しています。


7位 鹿児島実業 2:10:04

九州で一番心配していたのはここでしたが予想通りの結果に。

永山選手と田中選手が不調というのは置いといても層がかなり薄いので苦戦必至と思っていました。

まず永山選手と田中選手が共に区間賞争いをしないと厳しいです、更に藤崎選手も4区を上位で走れるようになって欲しい。

去年1年生の名前を全くといってよいほど聞かなかったので何とか伸びて欲しいです、その中でも竹下選手が6区6位とそこそこ走ったのは好材料。

全国で戦うには底上げが必須ですが1年で激伸びする選手もいると思うので頑張って欲しいです。