東海道本線 新大阪駅


「汽車弁当」

 
 

購入した日  2022/06/23  
購入した場所 東海道本線 新大阪駅
製造・販売  水了軒
価格     1,150円

 八角弁当に代表されるように、水了軒さんお得意の伝統的な幕の内弁当の型式を踏襲したお弁当で、子どもの頃に祖母に手を引かれ、お盆の墓参りに広島の田舎まで汽車に乗って行ったときに車内で食べたお弁当を思い出させる、懐かしさあふれる「汽車辨」です。全体的に薄味に仕上げられており、見かけ以上にボリュームもたっぷりです。
 幕ノ内弁当の定番、焼き魚、かまぼこ、卵焼きと、健康に配慮されているのか、ひろうす、高野豆腐、いんげん、人参、椎茸、南京など、植物系の食材も多く使われています。煮豆も五色豆になっており、味の変化を楽しめる遊び心が嬉しいです。

 ただ、こだわるところではなのかもしれませんが、掛け紙の通天閣が気になりました。水了軒さんは、言わば「キタ」を代表する大阪駅の駅弁屋さん。通天閣をなど含む「ミナミ」の写真は、天王寺駅の駅弁屋さん「芦の家」さん復活まで使用を控えませんか。