高山駅で特急「(ワイドビュー)ひだ14号」を見る~高山駅「ほうば巻鯖寿し」(1800円)
郡上八幡から高速道路経由で、高山へ・・・。
高山駅前でちょいと“鉄分”補給します。
側線では、特急「(ワイドビュー)ひだ」のキハ85と、
普通列車のキハ48がお昼寝中・・・。
手前の側線からも、キハ85が出ていきますね。
そして1番線に入ってきました。
高山では、富山発着の「ひだ」の増解結が
行われることが多く、しばしばキハ85の
入れ替え作業が行われています。
私が遭遇した特急「(ワイドビュー)ひだ14号」の場合、
富山からの3両の前に、4両繋ぐようですね。
定刻の14:39より数分遅れで名古屋方面へ。
在来線から新幹線への接続の場合、
遅れを待ってくれるのは、通常5分程度。
東海道区間では、あまりありませんが、
山陽区間ですと、岡山駅でよくありますね。
山陰方面の「やくも」や、四国方面の特急が、
単線区間の影響でしばしば遅れるので、
発車がしばしば遅れます。
東日本エリアでは、越後湯沢における
「はくたか」の接続待ちで「とき」が遅れます。
乗換改札を開放することが多いですね。
特急「(ワイドビュー)ひだ」は、7両編成で
分水嶺を越えて、名古屋へ向かっていきます。
そんな高山駅で、土産駅弁として使えるのが、
高山駅弁・金亀館の「ほうば巻鯖寿し」かも!?
高山駅弁には、飛騨牛メインが多い中、
珍しい魚メインの駅弁。
しかも、内陸県ながら、海の魚メインの駅弁です。
富山で水揚げされ直送された新鮮なサバを、
酢で〆て、香りの効いた朴葉で巻いた寿司。
1人で食べきるには、ちと多く、
醤油、ガリが2つずつ、割り箸も2膳入って、
2人で食べ分けるような作りになっています。
確かに肉厚なサバが使われ、
菜めしとよく馴染んでいます。
実は、高山から富山までは、
特急「(ワイドビュー)ひだ」でも1時間半程度。
名古屋へ向かうよりも近いんですね。
概ね、高山本線に沿って走る飛騨街道、
国道41号には、「ブリ街道」という異名もあるほど。
このため、飛騨で消費される魚介類は、
昔から、富山から入ってきていたわけです。
ちなみに最近は、沿線にノーベル賞受賞者が多いことから、
出世魚のブリと合わせ、「ノーベル街道」という愛称も。
富山の中心部には、コレを記念したモニュメントもあり、
こちらは以前、私のラジオ番組でも紹介しました。
なお、保存上の関係で、朴葉の周りに、
薄くラップが巻かれており、コレを外すのに
手が汚れるため、煩わしさがあります。
この辺りには、少し改善の余地がありそう・・・。
でも、飛騨路を歩いた、古の旅人を思い浮かべながら、
いただいてみると、さらに美味しくいただけそうですね。