(前回の旅はこちら)
この旅をした日は⇒2019年8月13日(火)
客車カフェでお腹を満たした後は、いよいよ海底トンネルを歩いて海の向こうの山口県へ渡ります。
↑こちらが海底トンネルの「関門トンネル人道」
トンネルは高低差があるので、入口から出口は直接見えず、冒険気分が高まります。
観光客がいっぱい。
歩く距離は長いですが、トンネル内はとても涼しく、歩いている間はもはやリラックスタイム。
トンネルの中間部分まで来たところでいっぱい観光客が立ち止まっています。
なにかあるのか?と思ったら、
ここが福岡県と山口県の境界でした!
写真を撮りたいので、先にいた観光客が写真を撮り終えるのを待ちます。
先にいた観光客が写真を撮り終えたので、さぁ、今度はわしが写真を撮る番!とカメラを抱えたら、
後ろからまた別の観光客がゾロゾロと…。
あの、、わしも写真撮りたいんですが……。
次から次へと人がきてキリが無いので、他人が映っている状態で無理やりシャッターを切る。
まぁ、人気の観光地なので仕方ないか。
やがて山口県側のトンネル出口に辿り着きました。
初めて九州に来たのに、もう九州から出てしまった(汗)
(この後もう一度行くけど)
トンネルの中は涼しいけど、きっと地上へ上がればまた灼熱地獄。
想像するだけで額から汗がにじみ出てきます。
もうちょっと、この涼しい区間で休んでいよう、、
というわけで、出口付近で身体の動きを止めて少しばかりの冬眠タイム。
もう一生トンネルから出たくない、、
ニート生活というのはこうして始まっていくのだろう。
3分ほど休み、体力も回復してきたのでそろそろ地上へ上がりますか。
山口県側の地上へ上がると、
複数台の大砲が対岸の福岡県をめがけて射程していました。
おおお、これぞまさに令和の戦争…。
山口県と福岡県、、こういう関係性だったのか←
山口県側には関門海峡を一望できるロープウェーがあるので、それに乗ってみようと思います。
しかしロープウェーのりばは山の中腹のようなところにあります。
重いスーツケースを抱えながら山道を登っていきます。
山の麓にのりばを作ってくれればよかったのに、なぜこんな中途半端なところに…、
…なんて愚痴を言っても始まらないので、とぼとぼと歩きます。
暑すぎる。
涼しげで爽やかな表情をしたら気分も爽快になるだろうと思って爽やかな表情をつくりながら坂や階段を登る。
しかしそれもつかの間、心の中にある桜島は大爆発を起こしました。
体のいたるところから汗が吹き出し、顔も赤くなり、もはや自分の噴火警戒レベルは5に。
おまけに、虫という名の噴石が顔にボコボコ当たります。
この野郎!!!!!!!!!
怒りがピークに達したところで、ロープウェーのりばに到着。
自販機があったので飲み物を一気飲みし、やっと心が鎮火したのでした。
ロープウェーに乗り込む。
どんどん高い場所へと上がっていきます。
この景色を見た瞬間、今までの疲れが一気に吹き飛びましたよ。
さっきまで頭上にあった巨大な関門橋が、あんな小さく見える。。。
今、自分は凄い高さまで登って来たんだと実感。
しかし、この高さから滑り落ちたら間違いなく自分は木端微塵になるでしょう。
…なんて余計なことを考え始めてしまい、なんだか恐怖心が湧いてきたので、早く下山することにしましょう…。
度が過ぎた心配性の人間は
困ったものです。
つづく