「ダンス・イン・ザ・ダーク22~マスターゼロ外伝」~気ままに「秘宝探偵キャリーMAX」 | ジョリリのブログ「秘宝探偵キャリーとか...」

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こんばんわ♪


いよいよ、

長かった、

「ダンス・イン・ザ・ダーク」も、

残り二話+二話....四話(笑)


24話は、
書いててジーンと来ました (_ _。)

そして、

本来の「リュカオンs BAR 」で、

その全貌が....


では、


本編に♪



ヽ(゚◇゚ )ノヽ(゚◇゚ )ノヽ(゚◇゚ )ノ



【ダンス・イン・ザ・ダーク】




「エピソード22:不死鳥の章~使徒」








最強の槍
「グングニル」




バルジットゼロは、
目の前の槍を手に取った。


「す、凄い!

この槍自体、
凄い魔力を秘めている!

こ、これならば、

ヤツを!」



バルジットゼロが
感嘆の声をあげた時、


ドサッと、
背後で、
何かが、倒れる音がした。







トルであった....

トルは、

己のすべてを出しきっていた...



「トル様!」

エルがトルを抱きかかえる。




心音が、

弱まっている....

しかも、

呼吸も浅い....




「き、救護班!

救護班は、いるか!」



しかし、

救護班は、見当たらない...



ならば、

「エンジェル・ブレス!」
*癒しの魔術


エルは、
賢者のスキルの持ち主である。


しかし、


大技の「ヘブンズ・シールド」で、
こちらも魔力が足りない...!



「トル様.....」



エルがうなだれた時、

誰かが

そっと、

背中に手を置いた。







マヨエルだった。

「ワタシの魔力も使いな。」

マヨエルは、
そう言って、
エルに魔力を
送り込んだ。


「雷帝様.....

ありがとうございます....」

エルは、礼を言った。





そんなやり取りを
見届けていた、
バルジットゼロ....


「マヨエル、

後の事は、

.......、

ギルドの事は、

頼んだよ♪」



バルジットゼロ、

そう言って、

戦場に戻っていく....



「マスター.....。」

マヨエルは、
バルジットゼロの背中を
見守った。





ランツェ、

アルカナ、

レイ、

グレイ、

の足止めメンバーは、

完全にデ・バランドに

もてあそばれていた....



「喰らえ!

ダークサンダー!」






「ぐぁああああっ!」

レイが、邪気の雷を喰らう!
そして、その場に崩れ落ちた...


「レイ!」

ランツェが、叫んだ。
そんなランツェも、
ボロボロであった。



そこへ、




バルジットゼロが、

「みんな、すまない!

待たせた!」

と、言って駆け付けた。



その手には、

「グングニル」が....







「来たな、死に損ない!」

デ・バランドが、
バルジットゼロに言った。



「そろそろ決着をつけようか!」

バルジットゼロが答えた。



そして、


「さぁ、グングニル!

おいらにその力を見せよ!」


バルジットゼロは、
グングニルを握りしめ、


「グランドクロス!」


デ・バランドを
十文字に斬りつけた。





デ・バランドは、
大ダメージを負う。





手応えはある....

手応えはあるんだ...

しかし、

これ以上の大技は...

今のおいらには....

........、

........、

魔力が....

おいらには魔力が足りない...







「おのれぇー!

マスターゼロ!」



また、

デ・バランドが闇の魔力を
高め始めた....




バルジットゼロは、
感じていた...



ヤツは、

「デビル・インパクト」を
使う気であろう....

あれを喰らったら、
もう、持たない...

全滅....

全滅してしまう...

おいらが、

おいらが、

ヤツを倒さねば...

...しかし、...

おいらは、弱い...

もっと、

もっと、

おいらに力があれば...




マスターゼロは、

天を仰いだ....




その時!




マヨエルの時と

同じように、

どこからか、

羽音が聞こえてきた...






あ、あれは?



そして、

マスターゼロの近くに、

舞い降りる...







フェニックス!

しかし、

なぜ、フェニックスが?



すると、


「よくやりましたね、

マスターゼロ....

ワタシは、

神の使徒、フェニックス...

さぁ、

ワタシの力を授けましょう...」


フェニックスは、
静かに語る....

その声は、
何故か懐かしいものであった...



そして、

マスターゼロを

両足で抱きかかえ、

天に舞い上がった....









つづく♪











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