m(_ _ )m
作者急病につき、
連載をお休み致します。
(ノ^^)八(^^ )ノ
ヤりたかったネタでした♪
この為の中編ではありませんので、
ご安心を.....(笑)
それでは、
リュカオン'S BAR 5中編を
お楽しみ下さいませ(^ε^)♪
【中編:赤い満月の夜】
↑リュカオンのエリート部隊
元マスターリュカオンの弟子、ナンバー5。現ナンバーワン。
おいらは、二杯目のバーボンロックを差し出した。ナンバーワンは、それを手にすると語りだした。
「マスターゼロ。あなたが夜な夜な武
装して、外出していると報告があり
ました。私も気になり調査させて頂
きましたよ。」
ナンバーワンは、そこまで話すとバーボンロックを口にした。
「あなたに気付かれないように細心の
注意を払ってね。そして、あなたの
素顔を垣間見る事が出来ました
よ。あなたの本性をね。」
ゴクリ。
シズクの生唾を飲み込む音が聞こえたような気がした。
(なんか、凄い展開に....)
シズクの妄想は広がっていく。
(そういえば、マスターのプライベートって、聞いた事ないわ。謎だらけ?夜な夜な武装って、殺し屋?)
おいらは、動じなかった。監視されているのは、知っていた。しかし、今更おいらの生き方は変えれない。
「こそこそと暇な連中がきていた
な。それで?」
おいらも二杯目のバーボンロックに手をかけた。
「フッ。さすがはマスターゼロ。気付
かれていましたか。まぁ、そんな事
は俺にはどうでもいい事だ。俺
は、あの日の決着をつけたいだけ
さ。あの赤い満月の日の決着を。」
あの日の決着。
おいらがナンバーズを離反した、赤い満月の日。おいらの前に立ちはだかったナンバー5。
「俺はあの日から時間が止まったまま
なんだ。ナンバーワンになった今も
なんの充実感が得られない。何も...
...。」
そう言って、ナンバーワンは窓から見える赤い満月を見た。
そして、言った。
「明日の深夜0時、ユグドラシル裏の
公園で待ってます。そこであの日の
決着をつけさせてもらいます。」
ナンバーワンの眼光が突き刺さるのを感じた。
「マスターゼロ、ごちそうさまでし
た。また、明日お会いしましょ
う。」
ナンバーワンは、そう言い残すと、マントを翻し、店から出ていった。
マント裏の[1]が微かに見えた気がした。
おいらは、ナンバーワンが飲み干したグラスを見つめていた。
(ついにこの日が来たか。)
「あの~、マスター....。」
シズクが恐る恐るバックルームから出てきた。
「シズクちゃん、ゴメンね。」
おいらは目を合わさないように、空のグラスを片付け始める。
シズクは何か言いたげだったが、その前に、
「明日は、お店休むから。」
おいらは、シズクに言った。
「は、はい.....。」
シズクは、戸惑いながら返事をした。
おいらが行くことをシズクは、気づいていたに違いない。
「シズクちゃん、ゴメンね。」
おいらは、もう一度謝った。
カラン♪カラン♪
ドアベルが鳴り、シオンジンが入って来た。
「いらっしいませ♪」
シズクはまだ、話をしたかっただろうが、いつもの静かなバーの時間に、おいらは戻した。
明日の闘いの為に....。
次回、
後編【覚醒】
お楽しみに!
では、
ゲッゲ~ロ♪
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