リュカオン'S BAR 3♪~気ままに「秘宝探偵キャリー」 | ジョリリのブログ「秘宝探偵キャリーとか...」

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ギルド「ユグドラシル」近くに、

1件の静かなバーがあります。

その名も、

「リュカオン’S BAR 」

オーナーは、ジョリリ

マスターは、


おいら、リュカオン(*^-^)b

今宵のお客様は、



【仙器「九天剣」の声を聞き、その性能を引き出す為、自らの霊力を解放した。切れ味に再生能力も加味され、一度切断したものを別の物に作りかえることができるという。】


♪(*^ ・^)ノ⌒☆


静かな音楽が

バーの雰囲気を作り上げていた。

そして、

カウンターには、

レイインシュンが頬杖をつき、

音楽に耳を傾けている。

(おいら、この人苦手で...。だって、真面目なんだもの(>_<))

レイは独りでやって来て、
二時間ここで過ごしている。

カラン♪

空になっていたグラスの中で
氷が踊ったようだ。

「な、何か作りましょうか?」

(なんか緊張するなぁ~、
あっ、肉球に変な汗が...)

レイは顔を上げ、語るように
話し始めた。

「ありがとう、マスター。
人は離れていても、分かりえる
ものなのだろうか?」

「そうですねぇ~。」

やっぱり、重いのキタね~。
分かりあえる、ニュータイプ?
う~ん、どしよ。誰か来ないかなぁ、
リィシィロンとか赤ラプとか。
あっ、空気が薄い....。

しかし、
おいらは、
このバーのマスター♪

知ってるよ~♪

「レンスイさんですね。」

この手の話しは核心から入る。
マスターは伊達じゃあない♪

「!.....」

レイの左目が光った。

入店の時に聞いたが、
昼間にプールに行ってから、
充血が取れないらしい。

「マスター、なぜ、レンスイにょ事を。」
レイはかなり動揺している。

「カウンターでの物思い。
男性は女性の事を
女性は男性の事を想い、悩む。
恋と呼ばれてますがね。」

(あっ、なんかカッコいい、おいら♪)

「恋.....。」
レイは、呟いた。

そして、
おいらは、オリジナルカクテルを
レイに出した。

「マスター、これは?」

「レイさんの為に、
名は、エンドレスラブ。」

底にいくほど赤くなるカクテル。

おいらの十八番カクテル♪

レイは、
眩しそうにカクテルを見つめている。

カラン♪カラン♪
ドアベルが鳴る。

「マスター、戻りました。
あっ、レイさん、こんばんわ。」
荷物を持ったシズクが入って来た。

「シズクちゃん、お帰り。ご苦労様。」

「遅くなりました。荷物片付けますね。」
そう言ってシズクは買物袋の中の物思をしまい始めた。

「シズク殿、一体ここで何を?」

「期間限定のアルバイトです。」
シズクは元気良く答えた。

「期間限定?」
レイが不思議そうに言った。

「シズクちゃんいると、クーラー要らなくて(笑)」

そう、節電対策に凍龍の娘を雇いました。お父さん、怖いけど....。

「なるほど...。」
レイは真面目な顔で答えた。

あ~あ、
今回は大したオチも無く、
終わりそうです....。

(´□`。)

「そう言えば、
コンビニでレンスイさんと
会いましたよ。」

バン!

大きな音を立てて、
レイが立ち上がった。

「マスター。」

(皆まで言わなくてもいいよ。)

「はい、いってらっしゃい♪」

レイは、九天剣を手に、
バーから飛び出した。

「恋って、いいですね♪マスター。」
シズクが言った。

「だね~♪」

こんな感じで

リュカオン'S BARの夜は

更けていきました。





が、(@ ̄Д ̄@;)




剣を持ったレイは、

コンビニ強盗と間違われ、

通報され、

おいらが、

身元引き受け人として、

呼び出されました。

「不器用なやつ...(ノ_-。)」




おしまい♪

























ゲッゲ~ロ♪






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