久しぶりの更新 | ekbB@blog

久しぶりの更新

いや、ブログじゃなくて。


いや、ブログもなんだけど。


そう、ヤフーのことです。


まぁ、仕事の話です。






Yahoo!のインデックス更新が、3ヶ月振りに起こりました。

Yahoo!の検索結果というのは、Yahoo独自のアルゴリズムによって、
それぞれのキーワードごとに順位づけられたサイトが並んでいます。

要はYahoo!の独断と偏見により、
検索に使用されたキーワードと関係性が高そうだと判断された順に、
検索結果の表示順位というのは決められていくわけです。

んで、インデックス更新というのは、
その評価の仕方を変えて、もう1回順位を見直そう、
というもので、これまではおよそ35~40日周期で来ておりました。

ところが、Yahooの検索システムがBingに変わるなんていう報道と同じくらいの時期から、
ぴたっと更新が止んじゃったもんだから、
もう更新はしないんじゃないかってくらい言われてた訳です。

んで一昨日、忘れた頃に(忘れてないけど)インデックス更新が行われたと。



検索エンジンの性格を考えると、
いかに2ページ目に行かせないか、
要は1ページ目の離脱率が重要な指標になってくる。

PVにしろ、滞在時間にしろ、
短い方がいいっていう、珍しいモデル。

短い方が、1ページ目でユーザーが望む情報を
提供できているってことになる。

それが、検索の「精度」。




ただ、その「精度」の重要性は、
検索がもたらすビジネス上の収益効果の観点から、
GoogleほどYahooは重要視していないように思う。



『検索』という機能がビジネス上生み出す収益としては、
最も大きいのがYahoo・Googleともに、検索結果連動型広告。
いわゆる「リスティング広告」、のはず。

クリックするたびに課金が発生するモデルで、
いかに多くのユーザーにクリックしてもらうかが、
収益増減のキモとなってくる。

そのために一番単純な手段が、
まずは多くのユーザーに検索をしてもらうこと。

だから、より多くのユーザーに検索を利用してもらうためには、
検索結果の精度を高めていく必要がある。



ただ、YahooとGoogleの収益構造を考えた場合、
Yahooの方が検索に依存する部分というのは、
Googleと比較すると少ない、と思う。

行動ターゲティングやブラパネみたいに、
いわゆる純広告の存在が、
YahooとGoogleの広告収益の最も大きな違い。


純広告の価値は、いかに多くのユーザーの目に留まるか、
つまり掲載するページのPVが指標になってくる。

だからYahooは検索結果に知恵袋への動線を設けたり、
不動産や中古車みたいに、
Yahooがポータルとしてコンテンツを持っているものに関しては、
1位よりも上位に特別枠を設けたりする。

まぁYahooはリスティングよりも、
純広告を重要視しているってことだろう。



さらに、徐々にGoogleがシェアを伸ばしているとはいえ、
日本ではまだYahooのシェアの方が大きい。

そしてさらにさらに、検索の「精度」を意識しているユーザーは、
たぶんそれほど多くないんじゃないかって思う。

普段使用する検索エンジンを色々と試すっていうユーザーは、
たぶんそれほど多くないんじゃないかな。
だから、YahooとGoogleの精度の違いそのものに、
気付きにくいんじゃないかと思う。




昨今のYahooの検索結果を見ていると、
どうにも解せない結果になっていることが多い。

なんというか、失礼な言い方だけど、これが上がってくるの?
っていうサイトが上位に上がっているキーワードが、
チラホラ散見される。


悪質なSEO業者によるスパム的な行為が度重なった挙句の、
現状のような気がしなくもないけれど、
逆にだからこそ、スパムにならない方法で、上位にいるべきサイトを、
上位に表示させる仕事が、意味を成すのだと思う。



「精度」を意識するユーザーがそれほど多くないのであれば、
順位がユーザーに与えるイメージへの影響は、
ものすごく大きなものになってくる。


あらためて、検索結果に表示される順位の重要性を、
認識しようと思った次第。





今日のお供『光の方へ / eart』