【こおる】に関する考察 | ekbB@blog

【こおる】に関する考察


原則として、僕はお酒が飲めない。

だからお酒のことや、飲みの場に関する知識が乏しい。

とはいえ、飲みの場に参加することはもちろんあるから、

「飲みの場」と書いて「戦場」と読むような光景を、

見たことはある、と思う。



そんな中で、いつも不思議に思うことがある。



「こおる」




飲みの場には、「こおる」と呼ばれるものが存在する、
というのは、さすがの僕でも知っている。


どこかで聞いたことのある旋律にのせて、
ハイテンポのリズムで展開されるそれは、
時に戦いの合図であり。
時に魔物を目覚めさせる呪文であり。

僕にとっては、いわば「死刑宣告」のようなもので、
ドラクエでいえば「ザキ」であり、
FFでいえば「デス」である。



「こおる」に関して、いつも驚かされ、不思議に思うのが、
その多様性と、普及率の高さである。

一つのフレーズをメロディにのせて、ひたすらリフレインさせるもの。
「ララバイ」を彷彿とさせるような、なんか「ラライ」っていってるもの。
「何と仰いましたか?」のような、質問からはいるもの。
「ごちそうさま」という言葉の大切さを教えてくれるもの。

などなど、本当に多様なものがあり、且つそれを多くの人たちが知っている。
誰が教えてくれたわけでもないだろうに、出身も、性別も、年齢も違う人たちが、
共通言語のように知っている。



誰が最初に言い出したのか。
誰が最初にその歌詞を書いたのか。

おそらく「自分だ」という人は何人か存在するだろうし、
そしてそれが正解かどうかを判断できる人は存在しないだろう。


要は、今世に出ている「こおる」の約3割程度は、
私が創出したものである、と言い切ったところで、
証明できるものがない反面、否定できる根拠もないのだろう。


個性的なものが生まれ、
それが普及し、
やがてスタンダードになり、
また新しい個性を求め、
新しいものを創出する。


そのサイクルが繰り返され、
こうも多様な「こおる」が生み出されていったのではなかろうか。




先日の社員旅行で、改めてこの多様性と普及率を実感した。
そのほとんどを、僕は聞いたことがなかった。


この世に、知らないことはまだまだある。
改めて、そのことを実感した。






金曜日のこんな時間に、何を考えているんだか。







今日のお供『Calling / B'z』