百読は一聴に如かず
ということで、行ってまいりました。横浜。
というか関内。
ん?馬車道?
まぁその辺。
正確に言えば関内と馬車道の中間、かな。
相変わらず雰囲気のいい街。
生憎の雨降りだったけれど、この街に関して言えば、
それも景色のひとつ、と楽しめる。
もう何十年かしたら、このあたりで余生を送りたいな。
今宵はどのライブハウスで音楽と触れ合おうか、なんて。
そんな妄想が広がる。
そんな目標も悪くない。
たどり着いたのは、関内KAMOME。
初めて来たけれど、とてもとても雰囲気の良い店。
何と言っても、1Fにあるというのが珍しい。
大抵のライブハウスは地下深くにある。
中に入ってしまえば変わらないと思うことなかれ。
実際に今日体感して、確かな違いを感じた。
その違いを言葉で表すことは難しいのだけれど、
ライブハウス特有の閉塞感みたいなものがなかったように思える。
意外と人間の肌というのは、微妙な違いも感じとれる、気がする。
料理もかなり美味しいし。
いいな。かなり気に入ってしまった。
今日の目当ては『vusik』。
彼らのライブを観るのは、もう何度めだろう。
このブログでも、既に何度も紹介している。
だって何度みても、最高なんだもん。
要はそういうことである。
特に今日はドラムが天倉氏ということもあって、かなり楽しみにしていた。
彼のようなドラムは、他に見たことがない。
彼ほどドラムという楽器を自由に操っているドラマーは見たことがない。
というより、
彼ほどドラムという楽器から自由になっているドラマーは見たことがない。
といった方が正確かな。
疑いようのない彼の才能と、不断の努力とを想像した上で、
敢えて極めて陳腐な表現を使えば、
『天才的』という他ないドラマーだと思う。
とにかく、音楽には『型』というのが存在しないのだと気づかされる。
いわゆるジャンルだったり、あるいは8ビートや4ビートだったり、
特定の言葉にあてはめてしまうことは、
簡単だし、すごく便利だけれど、
音楽って、もっと自由なもの。
音楽って、もっと楽しいもの。
彼、そして彼らの演奏を聴いていると、
改めてそういう事実に気づかされる。
特に、自由度が高い、という意味でのジャズ的な要素が強い彼らのライブは、
音楽の楽しさを改めて教えてくれるし、
全く同じ演奏に出会えることは二度とないという意味で、
儚さみたいなものも、同時に感じたりする。
今日のライブはすごく良かった。
勢い余った部分も含めて、すごく勢いを感じた。
1st1曲目の『view from』に始まり、
アンコールの『Feel like makin' love』まで、
本当に楽しかった。
何度聴いても、何度でも聴きたくなる名曲『message』では、
不意に涙腺が緩み始めたような気すらした。
残念ながら、僕のボキャブラリーでは、
今日の『音楽』を表現できる言葉が見つからない。
なんだか既に、軽くエセ評論家っぽい文章になってしまい、
穴を掘ってでも隠れたいくらいの気分。
文章能力ないな~。
こんな文章を最後まで読んでいただいておいて何ですが、
こんな文章を読むくらいなら、一度聴いてみた方が早いかと。
vusik(myspace)
百読は一聴に如かず。
悪しからず。
今日のお供『bright day / vusik』