生きよう。
僕らは、戦争を知らない。
戦争を体験していない。
でも、今も戦争や紛争、テロや対テロが存在していることは知っている。
何度も何度も、繰り返されてきたことも知っている。
どれほど悲惨で。
どれほど愚かで。
どれほど卑劣で。
どれほど醜悪で。
なぜ学べないのだろう。
なぜ気づかないのだろう。
君が大義名分にしている『誰か』の利益。
その『誰か』を、君が殺している。
自分の命。
他人の命。
どこに違いがあるのだろう。
なぜ、奪うことができるのだろう。
時に僕らは間違える。
時に僕らは過ちを犯す。
それを僕らは知っているはず。
それを僕らは学んでいるはず。
そろそろ、過ちを犯す前に、気づいてもいい頃だ。
人は、ひどいことをする。
信じられないくらい、ひどいことをする。
日本人も、アメリカ人も、ロシア人も、
ドイツ人も、フランス人も、イギリス人も、
もしかしたら、僕自身も。
そういう可能性を、しっかりと見つめよう。
かつてひどいことをした人の血が、
きっと僕の中にも流れている、と。
想像することしかできないから。
その悲惨さを。
その愚かさを。
精一杯想像して、
決して過ちを犯さないと、刻み込もう。
脳にも、胸にも、心にも、刻み込もう。
そして、生きよう。
精一杯、生きよう。
みんなで、精一杯、生きよう。
誰も、誰の命を奪うことなく、精一杯、生きよう。
いつの日か、この世の中が、
戦争を知らない人ばかりになるように。