そうだ、選挙に行こう。
今日はほんの少し真面目な話。
僕は毎日、様々な理由から車通勤をしている、
とってもエコではない人間です。
せめて他の部分ではエコであるよう努力をしておりますが、
ひとまず今の会社に通っている間は、
車通勤を貫き通すと思います。
そんな僕にとって、原油高は深刻な問題。
漁業組合の方々や、運送会社の方々の気持ちがよくわかる、気がする。
で、今年の4月、さんざん話題になった暫定税率について、
ちょっと改めて調べてみました。
恥ずかしながら、実は税「率」というくらいだから、
てっきり原油価格に対して「何%」という形で
税金が掛かっているのだろうと思ってました。
でも、そうではないのですね。
1リットルあたり○円という形みたいです。
一般にガソリン税と呼ばれるものは、
揮発油税と地方道路税を合わせたものを指すそうで、
暫定税率というのは、本来の税率に、
「一定期間だけ」上乗せした税率のことをいうそうです。
で、肝心のその価格ですが、
■揮発油税
本来の税率:24.3円/リットル
暫定税率:48.6円/リットル
■地方道路税
本来の税率:4.4円/リットル
暫定税率:5.2円/リットル
ということです。
揮発油税、結構上乗せされてますね。
きれいに2倍になっています。
で、4月の国会が終わり、暫定税率の延長が決議されて以来、
すっかり話題に上らなくなった、この「暫定税率」。
当時から疑問に思っていたのですが、
なぜ「継続」と「廃止」との、2択での議論になってしまったのでしょう。
税率を下げる、という議論が、
もっとしっかりと行われてもいいのではないか、と思ってました。
「妥協」というと、とかく悪い意味に捉えがちですが、
討論の末に行き着いた結果として、
「間」をとるというのは、決して悪いものではないと思うのですが。
確かに、よく道路を利用する身からすると、
新しい道路のありがたみは良く分かるので、
車を利用する人から、その料金を徴収する、
という仕組み自体は、とっても真っ当だと思います。
でも、ここまで原油価格が高騰している今(若干落ち着き始めましたが)、
多少道路向けに使える収入が減ったとしても、
暫定税率引き下げの動きが生まれてもいいんじゃないかと思うのですが、
いかがなものでしょうか。
ガソリン税を道路特定財源から一般財源化する動きもあるようですが、
個人的には、現時点ではちょっと反対です。
確かに、財政が火の車な今、
ガソリン税を道路以外にも使いたい、というのは、
正直なところでしょう。
でも、同時にまさに目の前の「今」、
原油価格の高騰に、本気で苦しめられている人たちがいるわけで。
現時点では、ひとまず道路特定財源としたまま、
用途を限定することで、その代わりに税率を下げる、
という動きをとってもいいのではないか、と思うわけです。
まぁ一度決まったことを審議しなおすのは難しいのかもしれませんし、
何も言わなければ、現状の税率のまま、ひとまずは道路のみに使えるわけですから、
道路に使いたいと思っている人たちには、現状維持がベストなのでしょうが。
以前にも書いた行動経済学によると、
人は同じ金額でも、「利益」よりも「損失」の方が大きく感じるそうです。
「景気回復」とずっと叫ばれながら、
個人レベルではそれを実感できなかった安部総理時代。
結局、そこまで個人消費は伸びなかったと思う。
それに対して、原油高により家計が直撃を受け、
さらに値上がりの風が吹き止まない今、
個人消費は本当に落ち込むと思います。
なぜなら、収入が現状のまま、もしくは減少する中で、支出が増えたなら、
個人レベルで、誰しもができることは、節約くらいだし、
企業レベルであれば、値上げということになる。
いやーなスパイラルが生まれる。
僕にも聞こえてくるくらい、あちこちで悲鳴が上がっているのだから、
きっと国にも聞こえていると思う。
消費者庁とやらを作って、何とかしようとしているのかもしれない。
いちいちそういう「庁」を作らなきゃいけないことなのか、と思わないでもないけど。
でも、早いとこ何とかしないと、本当にまずいんじゃないかな。
「与えられた仕事を、一つづつしっかりとこなしていきたい」
なんて言ってた某消費者庁長官さん。
頼むよ、トップのあなたに誰が仕事を与えるの。
自分で仕事を見つけるのも、仕事の内じゃないのかな。
ものすっごく、個人的で身勝手なことを言えば、
道路を走る車が今よりもっと減るなら、
レギュラー200円位でもかまわないけど、
社会全体を考えれば、そうも言っていられない。
いい加減、他人事なんて思ってられないな。
僕に出来ること。
そうだ、選挙に行こう。
(直近の選挙が何かはわからないけど)