豚が空を飛んだ! | ekbB@blog

豚が空を飛んだ!

夜書けたわ。

上部右側に表示されている「時には昔の~」という一節。
これは加藤登紀子さんが唄う「時には昔の話を」からいただいてます。
宮崎アニメ「紅の豚」のエンディングテーマ。
本当にすばらしい曲。
今でも大好きな曲だけど、あと数十年したら身に沁みる曲になっているかもしれない。

ところで、「紅の豚」。あれはすばらしい映画だと思う。
特に重たいテーマが全面に出ているタイプのものでもなく(「思い出」と割り切りきれない記憶として「戦争」が描かれてはいるけれど)、気軽に見ることが出来るのだけど、出てくるキャラクターたちの平均年齢は、宮崎アニメの中でもダントツに高い。
「豚」を主人公にしようと思い立ったとして、どうしてあんな渋い世界が思い浮かぶのだろうか。
どちらかというと、あまりいいイメージを持たれにくい(特に子供たちには)豚が、あの映画を見ている間は、どんな子供たちの目にも(大人の目にも?)、きっとかっこいいヒーローとして映っていたんじゃないかな。
きっと、主人公が豚じゃなく、スマートな雰囲気の人間だったとしたら、きっとあんなに魅力的な映画にはなっていなかったような気がする。
キャストとテーマと世界観の絶妙なコントラスト、バランス感覚。
ただただ、脱帽。

「豚が空を飛ぶ」というのは、「ブルーローズ」と同じく、「ありえないものの例え」だったような。
でも、ブルーローズが科学によって生みだされるような昨今(まだ生まれてなかったっけ?)、鳥と豚と人のDNAの解析が進み、いつか空を飛ぶ豚が生まれることもあるかもしれない。
人が空想できる全ての出来事は、起こりうる現実らしいから。