所在地:堺市北区百舌鳥赤畑町3-138-1
設立年月:1989年2月
代表取締役社長:築林 篤司氏
日時:10月29日(木)13:30から16:00
内容:本社での会社説明、社長講話、そのあと三国ヶ丘店の見学を予定しております。

創業の念い
私の母は美容師です。朝早くから夜遅くまで必死に働き、女手ひとつで私を育ててくれました。そんな母の後姿を見ながら、いつのころからか私は美容師という職業に憧れを持ち、“母を楽にさせてあげたい”という思いで美容師の世界に飛び込みました。しかし当時の業界はまだまだ職人意識が強く、働く人が技術を身につけると辞めるということを繰り返していたのです。共に働く仲間がすぐ去ってしまうという悲しい経験もたくさんしました。そこで私は、出来るだけ長く仲間と一緒に働きたい!そして一生安心して働いてもらえるような美容室を作りたい!と強く思い1989年“ann”を創業したのです。「みんなが一緒になって理想的な美容室を目指す」それが創業の念いです。
アンの精神
自分の幸せと共に、周囲の人の幸せにも貢献する
自分の幸せと周囲の幸せの調和
私たちは、自分が幸せになる為に生きています。それ自体は至極自然な欲求です。しかし、自分の幸せだけを考えて生きていくのはあまり好ましいことではありません。なぜなら、私たち人間は、決して一人では生きていけず、周囲の人たちに支えられて生きているからです。ゲストにお越しいただけるから、技術も上達するし、お給料もいただけます。共に働く仲間がいるから、成長したり、喜びを分かち合えることが出来るのです。そして、良い会社があるから、快適で安全な生活をおくることが出来ているのです。自分の幸せと共に周囲の人の幸せに貢献する会社、自分の幸せと周囲の幸せの調和のとれる会社でありたい。これが株式会社アンの根本精神です。
経営理念
“より美しく”を通して 笑顔の輪をひろげたい
より美しくなりたいという思いは全てのゲストの願いです。その願いが叶ったとき、ゲストから心からの笑顔が溢れます。そしてゲストの笑顔に貢献できた喜びで、私たちも心からの笑顔が溢れるのです。ゲストの笑顔、私たちの笑顔、ひとつひとつを積み重ね、笑顔の輪をひろげていきたい。それを仲間みんなと一緒になって創り出したい。それが私たちの理念です。
経営ビジョン
美容室のディズニーランドをつくろう
私たちは美容室のディズニーランドを目指します。ディズニーランドは「夢と魔法の王国」です。訪れた人すべてが笑顔になり、楽しい思い出を手に入れるのです。私たちも美容という仕事を通し、人間味溢れるおもてなしとプロフェッショナルな魔法の力で、ゲストが最高の笑顔になるためのお役立ちを行ってまいります。
ブランドアイデンティティ
シンデレラストーリーをあなたと共に
シンデレラという言葉には、主役になれる、大切にされる、願いが叶うといった意味があります。ものがあふれた現代社会の中で人は心の充足を求めています。私たちは美容という仕事を通して、ゲストの心を満たすお手伝いをしていきます。私たちはゲストと共にシンデレラストーリーをつくってまいります。
(以上同社HPから抜粋)
経済産業省主催「平成26年度おもてなし経営企業選」に選出された会社になります。
ゲストもキャストも、大事なのは「人」 「人」を真ん中に据え、成長する美容室
株式会社アンは1989年、代表取締役社長の築林篤司氏が大阪府堺市で創業した。現在、堺市に4店舗、貝塚、岸和田、泉佐野、富田林の各市に4店舗、南大阪を拠点に8店舗展開し、美容室経営を中心に、シャンプーやスタイリング剤などの美容商品の販売も行っている。
社員は85名で、「より美しくを通じて、笑顔の輪を広げたい」との経営理念のもと、地域に愛される店作りを目指している。創業当初は社員の働く姿に元気がなく、楽しそうでなかったという。社員も定着せず、採用してもすぐ退職してしまう状況であった。そんな折、ある有名テーマパークを社員研修で訪ねた時、社員みんなが笑顔で楽しそうに働いていた光景を目の当たりにした。 「すごい!こんな美容室をつくりたい」、「美容という仕事を通じて、あらゆる人を笑顔にしたい!」その体験以降、同社では、顧客のことを「ゲスト」、社員のことを「キャスト」と呼び、ゲストが笑顔になることでキャストが笑顔になり、関係業者が笑顔になり、地域が笑顔になることを心掛けた。 同社は、「シンデレラストーリーをあなたとともに」のコンセプトのもと、ゲストが扉を開けた瞬間からその体験は始まる。美容室内にはカウンセリングスペースがあり、髪の悩み相談からカットの工程の説明に至るまで、長い方だと30分以上も話すこともある。キャスト一人ではなく、みんなでゲストを接客し、キャスト全員がゲストのことを理解するため、ゲストとキャストとの距離が実に近い。そんなコミュニケーション力が、同社の魅力、提供価値となっている。
また、カットから2週間以内に再来店すれば、ヘアスタイルの手直しを無料で行うSKS(スマイルキープシステム)という取り組みも、多くのゲストが利用しており、リピート率も高い。1人のゲストを大切にする姿勢が評価され、競争の激しい美容業界で同社は成長を続けている。
何より「人」が大事 その哲学は価値観教育に表れる
同社では、「成長、感謝、貢献」という価値観教育を大事にしている。その中でも「貢献」が重要で、チームとしていかに貢献できるかを重視している。その表れが、入社式の翌日から10日間行う新入社員研修に見てとれる。
多くの美容室では、いち早く戦力としたいため、研修初日から技術教育を行うのが一般的だが、同社では技術教育は一切行わず、価値観教育やコミュニケーション研修を行う。モノの見方や考え方を養うため、2日間は人生について考え、チームでいかに貢献するかことを念頭に置きながら育成をしている。
給与制度においても、固定給を厚くし、歩合率を下げていることが特徴的だ。これは、「カリスマはつくらない」という同社の方針による。例えば、美容商品販売では、ゲストの髪を洗う際、アシスタントがシャンプーの使い心地や、髪の相談を聞く。ヒアリング情報は、素早く情報シートに記入し、スタイリストと共有化される。そしてスタイリストは、その情報を元にお薦めのシャンプー等を紹介する。個人では難しい商品販売を、スタイリストとアシスタントがチームで一緒に成し遂げることにより、同社では顧客の平均単価約6,100円を大きく上回る約9,500円を売り上げている。 また、売り上げの配分は、その人ではなく、チーム内のコミュニケーションの結果により配分される。商品が購入されると、関ったキャストには貢献に応じてポイントが付与され、給与に還元される。付与率は当事者同士の話し合いで決められる。ポイント比率を厳格に定めないことで、必然的にキャスト同士の会話も生まれ、ここでもチーム力の醸成が図られる。チーム力強化の成果は、メーカー主催の美容商品販売キャンペーンで、6年連続全国1位という実績に現れている。 「カリスマはつくらない」という方針は、1人で月300万円を売り上げるキャストではなく、月150万円を売り上げるキャストがたくさん生まれることであり、26才には一人前になることを目指している。その背景は、30才前後の社員の仕 事と家庭との両立にある。女性キャストが結婚、出産して もまた同社に戻れることで、理美容業界における女性の 活躍の場を広げている。