学生にも大人にも刺さるドラマ

最近、テレビ番組の終わりに決まり文句のように流れる「この番組はTVerやFODでも配信中」という告知。
便利な情報のはずなのに、正直なところ少し冷めてしまうのは私だけでしょうか。
なぜなら、私たちはすでに関心のある番組を録画して視聴しています。お気に入りの作品を“もう一度見て”と言われても、録画があるのでわざわざTVerやFODで視聴する必要は感じません。
むしろ「繰り返し配信を強調するのは、番組内容そのものに自信がないのでは?」とすら思えてしまうのです。
もちろん、見逃した人にとってはTVerやFOD配信はありがたいサービスです。スマホやタブレットで気軽に視聴できる点も時代に合っています。
しかし、テレビ離れの理由が「配信対応していないから」ではないと私は感じています。本質はそこではありません。
本当の原因は、魅力的なコンテンツ不足にあるのではないでしょうか。最近の民放ドラマは「見たい」と思わせるものが少なく、SNSで話題になるのもサブスク配信の作品ばかり。
特に海外ドラマや独自制作のオリジナル作品はクオリティが高く、世界中で人気を集めています。
その一方で、地上波ドラマは似たような設定やキャスティングに頼りがちで、新鮮味に欠ける印象を受けます。
とはいえ、民放テレビがすべてつまらないわけではありません。バラエティー番組は今も根強い魅力を持ち、家族や友人と一緒に楽しむ時間を提供してくれます。
この「リアルタイムで一緒に笑える体験」こそ、配信にはないテレビならではの強みだと思います。
結局のところ、テレビ離れは“配信かどうか”の問題ではなく、視聴者を惹きつけるコンテンツがあるかどうか。もし地上波ドラマにもっと挑戦的でユニークな企画が増えれば、「TVerやFOD配信中」の告知を見ても冷めることなく、むしろ「また見たい!」と素直に思えるはずです。
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