引用:NHK公式サイト

NHKの夜ドラ『私ってサバサバしてるから』がじわじわ話題になっている。
一見“サバサバ系女子”を装う主人公が、実はただの自己中で勘違いな言動を繰り返す――そんな痛快コメディ。
だけど、観ているうちに気づくのだ。「あれ?こういう人、リアルにもいるよね」って。
主人公・網浜奈美を演じる丸山礼の“やたらポジティブでズレてる”感じが絶妙。
空気を読まずに発言し、都合の悪いことも「私ってサバサバしてるから」と開き直る姿は、正直イラッとくる。
なのに……見ているうちにクセになってくるのはなぜだろう?
思い浮かんだのが、ものまね芸人・キンタロー。の存在。
彼女もまた、自分の中の「理想の自分」を突き通し、周囲の空気をガン無視で突き進むキャラが魅力だった。
“自分勝手”と“明るさ”が表裏一体で、観ている側は笑いながらも、どこかで「ここまで突き抜けたら気持ちいいな」と思ってしまう。
網浜奈美もそれに通じる。失敗も拒絶も、すべて“ポジティブに”受け止めてしまう。
いや、正確には「自分に都合よく解釈してる」だけなのだけど、その鈍感力こそがある意味、現代をサバイブする武器なのかもしれない。
SNSでは「イラつくけど見ちゃう」「網浜が癖になる」などの声が多数。
まさにこの“嫌われヒロイン”こそ、今の時代に求められる「新しい女優像」なのかもしれない。完璧でも共感できるわけでもない。
でも、どこかで「羨ましい」「自分にもあの図太さがあれば」と思わせてくる。
今後、キンタロー。のような“突き抜け女優枠”が本格的にドラマやバラエティに登場してくる可能性も?
「自分勝手だけど明るい女性像」が、再評価される流れは加速しそうだ。

