最終回を

 TODAY'S
 
#最終回を見たくない作品

見たくない作品

NHKの人気番組『サラメシ』がついに終了しました。


長年楽しみにしていた一人として、正直なところ「最終回なんて見たくなかった」という思いでいっぱいです。


サラリーマンたちの昼食に密着し、その背後にある人生や物語を静かに映し出してくれた『サラメシ』。


  ただのグルメ番組ではない、働く人たちのリアルを感じられる貴重な番組でした。


同じく楽しみにしていたのが、テレビ東京の『孤独のグルメ』。


こちらはフィクションながらも、働く大人がふと立ち寄った店で食事を楽しむ様子に共感を覚えました。


『サラメシ』と『孤独のグルメ』は、ジャンルは違えど「食べることの尊さ」「働くことの尊さ」を描き続けてきた点で、私にとって特別な存在でした。


  サラリーマンにとって、美味しいランチを摂る時間は、日々の中で最も大切な“幸せの瞬間”かもしれません。


忙しい仕事の合間に、ほっと一息つく一時間。あたたかい定食、出来たてのお弁当、思いがけず出会った絶品カレー。


その一つひとつが心と体を満たし、また頑張ろうという力を与えてくれます。


  『サラメシ』が教えてくれたのは、まさにこの「小さな幸せ」の大切さでした。


家族のために弁当を作る人。上司と部下で笑い合いながらランチを楽しむ人。


誰もが一生懸命に働き、そして一生懸命に食べている――それだけで、こんなにも尊い世界が広がっていたのです。


  番組終了を受けて、SNSでも「サラメシロス」が話題になり、トレンド入りしています。


それだけ多くの人たちが、この番組に支えられていた証です。


最終回を見届けた今でも、やっぱり思います。


  「できることなら、ずっと続いてほしかった」と。


今日もどこかで誰かが、頑張ったご褒美に美味しいランチを食べている。

それだけで、なんだか少し元気が出てきますね。