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【アド街ック天国・吉祥寺北口編】4ヶ月だけの東京勤務、それでも夢を見た青春の記憶


『アド街ック天国』で特集された「吉祥寺 北口」編を観て、20代の自分が胸の奥からそっと顔を出した。


  「東京へ行けば夢は叶う」と信じ、地方から上京した私は、新聞社に就職した。


社会を変えるような記事を書きたい――そんな情熱を胸に抱いていたが、配属されたのは記者ではなく広告部門。


現実は、思い描いていた“新聞記者”とは違った。それでも「いつかは」と希望を捨てずにいた。


  東京勤務はわずか4ヶ月。すぐに地方支社への異動が決まり、夢の舞台は一度、遠ざかった。


そんな中、支えになってくれたのが吉祥寺という街だった。田舎者の私にとって、吉祥寺は“スポット参戦”の憧れの街。


北口を出た瞬間のにぎわい、サンロード商店街のやわらかな明かり、自由で多様な空気。すべてが新鮮で、優しくて、何より励みになった。


カフェに入り、ノートに思いを書き留めたり、井の頭公園でぼんやり空を眺めたりする時間が、私の心を整えてくれた。


「いつか必ず、理想に近づく」と信じて。たとえ新聞記者にはなれなくても、人に想いを届ける仕事がしたい。その気持ちは今も変わらない。


『アド街ック天国』に映る吉祥寺の景色は、そんな原点を思い出させてくれた。4ヶ月しかいなかった東京。でも、あの街で過ごした週末の時間が、今の私を形づくっている。


  吉祥寺 北口は、夢と現実の間で揺れていた私を優しく包んでくれた場所。


もし、今の自分に迷いがあるなら、あのサンロードを歩いてみてほしい。きっと、あなたの中の“本当の想い”が見えてくるはずだ。


引用:テレビ東京公式サイト