学校の先生方が口を揃えて言う。『86年生まれ以前と以降で日本人が変わってしまった。』それは、時代が96年から変わってしまったから。
95年の阪神淡路大震災、オウム真理教、97年から日本人の収入は減り続けている。
それ以後に物心ついた世代は、当たり前の感覚だが、それ以前の日本を知っている世代は、これが日本とは思っていない。それが政権に対する1つの分水嶺になっている。
安倍政権という戦後レジウムの脱却を唱えたものの、戦後最悪最低の政権だったことは言うまでもない。先進国の中で最低から数えた方が早い低い賃金、アメリカ、ヨーロッパの半分から3分の2だ。GDPも落ちまくり、もはや隆盛を誇っていた頃の欠片もない。孤独死はどこより高く、自尊心も統計によると最低。終身ビジネスがあるのは日本だけで、家族の代わりにお墓から葬式まで代行する。
違うとかつての日本を知る世代は言い、これに何とも思わないと若い世代は呟く。
そんな世代に支えられる政権、アメリカ追随なのに愛国と口にするネトウヨ、もはやどんな国からも慕われ尊敬されることはなく、アメリカさえも嘲う存在でしかない。
国民を背にした記者に、平然とあなたに答える
必要はないと足蹴に質問を打ち切る人間が次の総理候補として決まりつつあるこの国の行く末に嘆きつつも、行き着くとこまでこの際行かねばわからないのだろうから、とことん落ちることを望んでいる。